対象:教育資金・教育ローン
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吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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確かに繰り上げ返済は節約になりますが・・・・
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はじめまして、simamaさん。
FP事務所 マネースミスの吉野裕一です。
最近は、FP資格を持たれている方も多く、住宅ローンの繰り上げ返済も良く知られるようになりました。
しかし、繰り上げ返済を行う場合にも、机上ではメリットがあると思われていても現実では危険を含んでいることまでは知られていないようです。
繰り上げ返済は、金利を節約するのには有効ですが、住宅ローンを組まれている多くの方はお子様が小さく、今後教育費なども増えたり、生活水準も高くなり生活費も増える方が多いと思われ、まだお子様が小さい時に手元にある資金の大半を繰り上げ返済に充ててしまうと、貯蓄が思うように出来なくなってしまう可能性もあります。
そうなった時に、何かあった場合に対応が出来なくなる事もあります。出来れば、無理のない繰り上げ返済を計画された方が良いでしょう。
特に期間を短縮する繰り上げ返済は節約効果は大きいのですが、私は毎月の返済額を少なくする繰り上げ返済をお勧めしています。
生活費が増える状況では、少しでも固定支出を減らしておいた方が、安心です。
住宅ローン控除が受けられる時期の繰り上げ返済については、現状を把握する必要があります。
一概に損得を言ういう事は出来ないでしょう。
学資保険ですが、メリットのないものを続けるよりは、早いうちに良い商品に切り替えられた方が恩恵は受けられると思います。
ただ、お子様が生まれたら学資保険に入るというのは、金利の良い時代のことで、今のように金融商品が多くあり、私どものような公平な立場で金融商品を見ることが出来るFPがいる時代です。
保険で運用を行うことにこだわらず、多方面の商品から考えられると良いと思います。
教育費や老後資金などは、期間があらかじめ決まっていますし、長期で運用できます。
払い済み保険は、保険料の払い込みを止めて、その時の解約返戻金で保険金を再計算されます。ですのである程度解約返戻金があれば、保障は持続します。
またその解約返戻金は、予定利率で運用されますので、少しずつは増えていきます。
学資保険は、いわゆる養老保険で、保険金と満期金が同額の保険です。一度、払い済みにした場合の保障額を確認されてみても良いでしょうね。
FP事務所 MoneySmith
吉野 裕一
http://home1.catvmics.ne.jp/~you_y/
評価・お礼
simama さん
2011/02/18 13:26
吉野先生、早々のご丁寧なご回答ありがとうございました。
今朝、払済の確認に行ったら証書がないと保障額は計算出来ないと言われてしまいました。学資は二つとも解約します。解約戻り金がすでに20万損をしているので、払済にしても、それが取り戻せるぐらいの満期の受取金額には多分ならないということですよね?戻りは前払いの戻しも含めて、85万と77万でした。ローン返済は正直まだ悩みます。現在、3年固定で去年更新したばかりです。減額や年数を減らすのはいつでも出来るのでしょうか?繰上返済すれば出来るのでしょうか?
でも、本当にプロの方にこんな形で相談出来たのが嬉しかったです。本当にありがとうございます。
吉野 裕一
2011/02/20 07:47
高い評価を頂きまして、ありがとうございます。
インターネット上では、個人情報の問題や個別に対応出来るアドバイスまでには至っていないと思います。
ぜひ、直接相談に行かれると納得できるアドバイスが聞けるのではないでしょうか。
相談料や提案料を払っても、それ以上のコストパフォーマンスが期待できることが多いと思います。
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今回家族全員の保険を見直しを悩んでいたところ、ここを見つけました。
また、保険と住宅ローン、損得では、今は保険の加入よりも、その分は住宅ローンの返済をした方が得なのではと悩ん… [続きを読む]
simamaさん (茨城県/36歳/女性)
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