対象:飲食店経営
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市竹 裕
Webプロデューサー
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「朝夕のバスの利用者」から少し目線をはずしてみませんか?
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はじめまして。
パワードコミュニケーションズ 市竹と申します。
お役に立てるほどの答えにならないかもしれませんが、私の感じるところを記させていただきますね。
「国道沿いのバス停前」というロケーションに基いた「バス待ちのお客さん」は具体的なターゲット像ですが、私の個人的な考えで申し上げさせていただくと、先の専門家さんもおっしゃるように「朝夕のバス利用者に絞り込んだ場合」は、「カフェ」という業態がマッチしそうで、実はそうでもなさそうな感覚もあります。
誤解のないようにしていただきたいのですが、これは決して、今なさろうとしていることを否定するものではありません。
単純に、「バス待ちの方がお客さん候補だという絞り込みをする必要は、必ずしもないかもしれません」・・・という意味です。
バス待ちのシーンを想像するとわかりやすいと思うのですが、
例えば、朝夕の通勤で使われる方が多いのであれば、バスが来る時間がわかっていて、その時間を目指してバス停に来られるはずですね。
とすれば、よほど乗客の行列ができるバス停でなければ、もし私なら「待ち時間が少ない」ようにバス停に行くと思います。
では、今度は帰りのお客さんはどうか・・・ですが、これも微妙です。
帰る時間は朝の通勤と違ってまちまちでしょうし・・・そして、夜が遅くなればなるほど独身の方でなければ「カフェに寄って帰る」というシーンもあまりないようにも思えます。
つまり、「カフェのお客様像」=「バス(朝夕のバス利用)のお客さん」に絞って店造りを考えると、ターゲットが明確に見えてそうでいて、実は逆にお店の可能性を小さくしてしまうような気がするのですね。
なので「カフェ」という業態に想い入れがおありでしたら、「バスの利用者」という「足かせ」を逆にはずして、cafe 10さまの想いもしっかり吹き込んだ、独自の魅力のあるお店というものを率直に目指されるのがいいのではないかと思います。
そして、その「魅力をどういうものにするか」は、きっとこれからお考えになられていくことだと思います。
その過程においては、今の自販機の売上本数は、あまり執着しなくてもいい数字かもしれませんね。
補足
このように「バス停」「朝夕のバスの利用者」というところから少し目線をはずしてみるのもひとつの考え方ではないかなと思います。
そうすることで「やりたいこと」や「独自性」をもっと自由にお店に吹き込むことも出来ると思います。
その結果として「朝の通勤前に、あの店に寄りたいから30分早く家を出る」「バスを使って、あの店に行く」・・・そんなファンを獲得して行かれるのではないかと。
そして、「どうしてもあの店に寄りたい」と思ってもらえるのは、必ずしも「店の造り」ではないと思います。
もうお気づきかと思いますが・・・そうです、「商品」そのものです。
店造り以上に「気をつける点」は、そこ(商品)にあると思います。
失礼な文面になっていたら申し訳ございません。
是非、素敵なお店にして下さいね。
評価・お礼
cafe 10 さん
2011/02/17 21:47
市竹様
なるほど、「バスの利用者」というところから少し目線をはずしてみるのもひとつの考え方ですね。色々な方からさまざまな視野でのアドバイスで自分たちだけではわからないことに気づかされました。わざわざお時間を割いてアドバイスくださり、本当にありがとうございます。
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この回答の相談
はじめまして。
昨年、国道沿いのバス停前に小さな家を建てました。1階に空きスペースがあるのでバス待ちのお客さんをターゲットにカフェを作ろうかと考えています。しかしながらどの位の顧客が見… [続きを読む]
cafe 10さん (東京都/56歳/女性)
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