対象:マナー
OK和男
研修講師
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階段でのお客様のご案内
始めましてジャッキーさん。
日本ボディデザイン協会のOK和男と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
ジャッキーさんのお客様を思うこの気遣いが素晴らしいですね。
では、階段でのお客様の先導について、よりスマートな動きをお伝えさせていただきます。この基本は、まず行き先を告げて、何処へ行くか判らない不安を感じさせないように配慮します。
その上で、2~3歩先を歩きご案内します。
「お客様のどちら側を歩く?」のご質問のお答えです。
階段では、位置関係の左右のこだわりよりも、お客様に手すり側を歩いていただくようにします。
続いて、前後の位置関係はどうでしょうか。基本的には、上がるときも下りるときも先にたって先導します。この時、お客様にお尻を向けないように、少し半身になり、お客様の様子や歩く速度を確認して、歩調を合わせて歩きます。
ただし、会社により階段を上るときは、お客様に先に歩いてもらい、自分(案内係)は後ろを歩き、逆に下りるときは、自分が先に歩き、お客様や目上の人を高い位置から見下ろすことの無いようにする事を優先するところもあります。
この場合の上りでは、お客様の真後ろに立たないように、少し斜めを歩きましょう。
自分が常に下にいれば、万が一お客様が転倒などされた場合に救助も可能になります。
応用となりますが、お客様がミニスカートで、案内係が男性の場合は、どうでしょうか?
この場合は、階段を上るときに、後ろ(下)から男性がついてくるのは、(女性のお尻の位置に男性の顔がきてしまい)気になってしまうでしょうから、「お先に失礼します足元にお気をつけ下さい」と一言添えて、先に上りましょう。
また、通路が複雑でお客様が迷われてしまうようなときにも「お先に失礼します。足元にお気をつけ下さい」と一言添えて、先に歩いてOKです。
スマートなご案内で、会社全体が好印象をもたれるように、「心のこもった」応対を心がけてみてください。 優先すべきことを考えて臨機応変にご案内すれば、きっとお客様にも喜んでいただけることでしょう。
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この回答の相談
うちの会社ではお客様を1階の受付から2階の事務所にご案内することがあります。
そのとき階段を使うのですが、お客様のどちら側を歩くとかあるんでしょうか。
普段何気なく案内しているのですが、ふと疑問に思いました。よろしくおねがいします。
ジャッキーさん (群馬県/30歳/女性)
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