歯が抜ける原因

こんにちは群馬県前橋市歯科ラブアンドティース院長の袋　晃子です。


歯が抜け落ちていく原因はいろいろありますが、
虫歯、歯周病以上に大きな原因として力の作用があります。

かみ合わせは本当は28本の歯（奥歯だけでも16本）
が力を分散して噛んでいる状態がベストですが
歯が抜けて落ちていくと
一本の歯にかかる力が大きくなり、
動揺していき最後に抜け落ちていきます。

歯茎が丸見えだということですが、おそらく何本かの歯が
喪失されていて、なおかつ歯周病も進んでいるのだとすると
これから
加速度的に歯が抜け落ちていくことになります。

放置されると
入れ歯などへの移行がどんどん進むでしょう。
また歯周病を放置したことにより
（昔の人は歯周病になった時点で抜いたので
歯茎の土手の量が大きく、入れ歯も入れやすかった）
入れ歯自体もいれにくくなるため、
咀嚼が上手にできませんので
すこし脅かしすぎかもしれませんが
癌、高血圧、糖尿病などの
成人疾患にはかかりやすいと思われます。

虫歯のお子さんへの感染は3歳ぐらいまでの
子育てをされる方の口の中の状態が
大きく影響するとされています。
虫歯の治療ももちろんですが
細菌の数なども影響するとされており、
ミュータンス菌の数を減らす、
除菌などをすることにより予防していくことも
行っています。

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