対象:仕事・職場
松山 淳
経営コンサルタント
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「今」を「意味の再定義」してみる。
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みぃ100さん、こんにちは。産業カウンセラーで主に職場の人間関係の相談にのっている松山淳と申します。
かつて尊敬でき、いい関係で仕事できていた上司とソリが合わなくなってしまったのですね。「心の病なんじゃないの」と大声で半笑いされたとのことですが、これは、さぞ、辛かったことと思います。
その上司の言動を考えれば、甘えでも、考え方がズレているのでもありませんね。
文章を拝見し、みぃ100さんは、冷静に自己の現状を分析し把握されています。
その「上司」が、みぃ100さんの心を乱している元凶だとすると、その「上司」に変わってもらうか、みぃ100さんが、その上司を見る見方を変えていくかだと思います。
ただ、上司の変化を期待するよりも、みぃ100さんが、そんな上司に「とらわれない心」をつくりあげていくことの方が、今後のキャリア、会社生活、人生を考えると大切だと思います。
まず「嫌い」は「嫌い」でいいんです。よく「相手のいいところを見なさい」というアドバイスがありますが、まだ上司への嫌悪感が強い段階では、それは現実的ではないでしょう。
それよりも、その「嫌い」はそのままで「今」から何を「学ぶ」かに心の焦点を合わせてみてください。上司は「学び」の材料に過ぎません。この体験もいつか笑い飛ばせる日が来ます。「今」のみぃ100さんはたくさんのことを学び、成長をとげています。苦しみの中でこそ人は成長をとげていく。これは心の真理です。
つまり、心理学の用語で言いますと「意味の再定義」です。多くの人が、上司との関係で悩んでいます。それを「苦しい時間」と定義するのではなく「学びの場」と、別の意味を「今」に与えてみる。もちろん、心がささくれ立っている時は感情が先だって、なかなか、うまくいかないもしれません。ただ、「意味の再定義」をすることによって、少しずつ、現実の感じ方が、変化していくことがあります。別に「学びの場」ではなく、みぃ100さんがフィットする言葉を選んでみてください。
嫌だと思ってしまう自分を否定したり、責めたりしてしまうのではなく、この経験をどう活かすかに焦点をあわせてみる。すると、小さな変化が必ず起きてきます。その変化がみぃ100さんの現状を必ず変えていくと思います。
ささやかなアドバイスですが、みぃ100さんの役にたったら嬉しいです。
健闘を心より祈っています。
評価・お礼
みぃ100 さん
2011/02/11 21:57ご回答ありがとうございます。「とらわれない心」…確かに今の私は上司の一挙手一投足にとらわれ過ぎていると思います。しかもネガティブに。自分の感情に素直になればいいんですね。今の私は上司が嫌いです。自分の価値観に合わないだけ、私はあんなデリカシーのない人間にはなりたくない!と反面教師と思うことにします。…と仕事を離れた今は思えるのですが、昨日も嫌味(注意とかではなく)を沢山言われました。これからもその場ではカッとなってしまうこともあるかもしれませんが「反面教師による学びの場」「とらわれない」と心の中でつぶやいていきます。とてもわかりやすく温かいお言葉、ありがとうございました。
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この回答の相談
こんにちは。新卒から同じ会社に13年勤めています。
最近、10歳上男性の直属上司とソリがあわなくなり、仕事もイヤになってきてしまいました。
今の上司とは1年半ほど小チームで仕事をしています。それ… [続きを読む]
みぃ100さん (東京都/36歳/女性)
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