対象:家計・ライフプラン
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私見です
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114114様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご相談の件、本来は、トータル的に考える必要があり、結論めいたことをここで単純に回答することは、難しいのですが、ひとつの考え方としてお話します。
まず、ご質問1.の住宅取得資金に集中させて大丈夫なのか、という点に関しては、くらしを守るという観点からいえば、必要以上に大きな家を買わない方がよいと思っています。
実際、多くの方が、将来、退職金と公的年金だけで、何不自由なく暮らしていけるというシナリオを描いて、予算ぎりぎりのローンを組んでいますが、私は、このパターンは、かなり危険度が高いのではないかと見ています。
ご承知の通り、国の財政は、かなりひっ迫していますから、公的年金の支給開始年齢の引き上げなども、想定しておかなければなりません。
仮に無年金の期間が、5年生じて、その間の年生活費が、300万円とするなら、ざっくりと、1500万円は、金融資産で準備しておかなければなりません。
将来は、土地を担保に融資を受けるリバースモーゲージなども一般的になってくるかもしれませんが、建物部分は、年々減価していきますので、担保になりにくいです。
特に築年数がかなり経過したマンションなどは、基本的にリバースモーゲージが使えません。
今回は、土地から家を建てるプランのようですが、建物は、家族構成に合わせ、ミニマムで考えておくと、リスク管理上は、好ましいといえるかもしれません。
ご質問2.については、今は、住宅ローン金利も低めですし、消費税のこともありますから、頭金を貯めてきた方にとっては、購入するのに、わるくない時期と思われますが、もしお子さんが生まれて落ち着いてからと考え、数年貯めておくのであれば、頭金予定の資金は、積極運用の資金とは、切り分けて、元本保証のあるものがよいでしょう。
2~3年後に突然インフレになるというシナリオは、個人的には、考えにくいですが、流動性の高い金融商品にしておけば、臨機応変に動かすこともできます。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。
評価・お礼
114114 さん
2011/02/06 02:36
早速のご回答ありがとうございます.ご指摘のとおり,予算的には結構いっぱいいっぱいのところはありそうですね.予算オーバーとならないようを厳守して計画する必要がありそうですね.
老後資金は,貯蓄,生命保険,勤務先非公開株,退職金で3000万程度になる予定で考えております.あまり早く購入すると,首が回らなくなるし,かといって子供が成長する期間がすぎてしまえば,,,.このような場合,FPさんは数年後のローン金利,消費税,インフレ率はどの程度に設定するのでしょうか.突然のインフレは無いと私も考えております.
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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この回答の相談
御世話になります.住宅購入とライフプランについて相談させて下さい.
本人39歳,妻34歳共働き(正社員),第1子娘1歳,今年秋第2子誕生予定です.
当初,ライフプランでは,2016年に住宅2… [続きを読む]
114114さん (徳島県/39歳/男性)
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