対象:住宅設計・構造
辻 唯寿
建築家
5
もう少し・・・
- (
- 4.0
- )
はじめまして。
専門書にも記載されていると思いますが
R=けあげ(階段一段の高さ) T=ふみづら(階段一段の幅) と表現すると
理想的な階段のこう配は
「2R+T=63」程度(勾配としては30~35度が上がりやすいといわれています。
(今回のケース)けあげを18.5cmにした場合、ふみづら 21cmとすると
=2*18.5+21=57cmとなり少し勾配がきつい階段になります。
ただ住宅の場合は これくらいのこう配はまだいい方と考えられます。
住宅金融公庫 (現 住宅金融支援機構) 基準で
バリアフリーの階段には「55≦2R+T≦65」
という計算式がありますので規制の範囲です。
幅は拾いに越したことありませんが壁芯で1Mならよしとすべきでしょうか?
ただ大きなものを入れたり運んだりするには十分とは言えませんが
それは最初くらいですのでいいのではないでしょうか?(まして建築中であれば
幅こそ簡単には変えられないと思います。)
■業者さんに可能であればお願いして
1段減らしてふみ面を取った方が計算上は理想値に近くなるかもしれません。
参考ににして下さい。
評価・お礼
陽だまり さん
2011/01/23 19:48
辻様
早々の回答を有難うございました。
大変参考になりました。
素人考えで階段数を増やすと勾配は楽になると単純に考えていました。
階段数の件は明日にでも設計会社に相談してみます。
本当に有難うございました。
辻 唯寿
2011/01/24 07:14
こちらこそありがとうございました。
理想の住まいをぜひ実現して下さい。
(現在のポイント:2pt)
この回答の相談
このQ&Aに類似したQ&A