対象:インテリアコーディネート
米津 誠太郎
インテリアコーディネーター
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照明とその周囲とのコーディネーション
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DOOSEYペンダントライトのメーカーinnermost社は、ヨーロッパの見本市でも注目を集めているロンドンに本拠地を置くデザインブランドですね。照明の他にもデザイン性の高いインテリア製品を展開しています。昨年のフェアでも、シルクハットのような形のユニークなランプシェードが印象的でったので、よく覚えています。
さて、ご質問のありましたダイニングとリビングの照明器具についてお答えします。
ダイニングとリビングの照明は用途、照らすべき対象が異なります。また同時にこれら2つのを見比べる訳ではないので、デザインテイストが離れていても問題ないと考えます。ランプどうしの関係よりも、ダイニングの換気扇付き照明とダイニングテーブルやチェア、キッチンといったダイニングテーブルの周囲とのコーディネーションを重視することをお勧めします。
リビングエリアも同様に、照明とインテリアの関係が大切ですね。それから、リビングではソファー等の座面位置がダイニングよりも低くなります。このため照明の位置もより低くし、人に寄り添うように灯された明かりが理想的です。ソファーなどに座って、眩しくないか、映り込みなどでテレビを見るときに邪魔にならないかなどを考慮して、最適な照明の位置を決められるとよいでしょう。
ペンダントランプはセンターテーブルの中心や、サイドテーブルの上に低めに吊り下げると、比較的近くから明かりが必要な場所を照らすことが出来ます。リビングエリアは「パソコンや読書は別の場所で行う」とのお話ですので、やや抑えめの照明で、楽しいリラックスしたひとときを過ごすことにプライオリティを置いてみてはいかがでしょう。また調光スイッチを取り付けておくと、映画を見る際、パーティの時など、照明をやや落とすなどの演出ができて◎です。
ダイニングエリアとリビングエリアの中間にはダウンライトがあり、DOOSEYペンダントライトのランプは白熱電球100wですので、決して暗すぎるということはありません。
素敵なランプやインテリアとともに、良い明かりのある暮らしを満喫してください!
補足
innermost社のシルクハットのような形のユニークなランプシェードはこちらで紹介されています。ご参考まで。
http://www.innermost.net/products/products_lamps_jeeves.html
評価・お礼
takaominako さん
2011/01/07 14:50
照明とインテリアとの関係が大切なことがわかりました。
予定では、家具は建具に合わせてウォルナット系の色味で合わせるつもりです。
我が家はまさにリラックスのためのリビングなので(大人は、ですが・・・。子供にとってはブリオ&プラレールランドです)、子供の就寝後のひとときを考えて家具も選びたいと思います。
回答をいただいたおかげで、このペンダントランプをつける意志が固まりました。
本当にありがとうございました。
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この回答の相談
現在新居を建築中で、リビングの照明について悩んでいます。
新居は、南北に長い13畳ほどのリビング・ダイニングで、ダイニングにはテーブル位置に冨士工業イーノイーノの換… [続きを読む]
takaominakoさん (愛知県/37歳/女性)
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