対象:家計・ライフプラン
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老後の備えを作るシステムについて
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zieimono様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご質問の件、確かに、個人事業主で国民年金のみですと、老後の不安がありますので、確定拠出年金や小規模企業共済などを利用するのもひとつの方法ですね。
掛け金は、全額所得控除できますが、これは、会社員や公務員が入る年金制度の代わりという位置付けから、そうなっているものと思われます。
それぞれ満額まで積み立てた方がよいか、については、当然ながら、家計の状況によります。
例えば、今の年収、将来の年収見通しから、節税効果はどのくらいあるのか、何歳頃にリタイアすることを希望し、その頃にはいくらくらい必要なのか、といったことを綿密に計算する必要があるのではないでしょうか。
また、一度預けたお金は、簡単に引き出すことができないというデメリットなどもありますから、そのあたりは、よく調べて、納得した上で、加入された方がよいでしょう。
なお、この件は、長期の資産運用の話も絡みますから、このスペース(1000文字程度)で、すべて説明しきれる内容ではありません。
また運用方法自体は、その他にも色々ありますし、お考えを伺わないと、アドバイスが難しい部分もあります。
安易に考えている方も多いのですが、これからの時代、ファイナンシャル・プランニングは、結構重要ですよ。
そのために、ファイナンシャル・プランナー(FP)という職業があります。
ひとりで結論を導き出すのが、難しそうだと思われたら、一度、個別のFP相談を申し込まれてみてはいかがでしょうか。
もちろん、私でよければいつでも承ります。
評価・お礼
zieimono さん
2011/01/06 22:53
お忙しいところご回答ありがとうございます。
たしかに良いかどうかは年収やリタイヤ年収によって違いますよね。
収入は一定ではないのですが、満額支払っても2人あわせれば節税効果を享受できるくらいにはなります。
自営業ですが、それほど長く続けられるような職でもないので、60前に収入が激減する可能性もありますので、なかなか読めませんので、ライフプランニングの重要性を再確認しました。
雑誌などを見ると、自営業の方はみなそれぞれ満額払っている方が多かったので、この2つの制度はたいていの場合満額積み立てておくのが良いのかと思っていたのですが、そういうわけでもないのですね。
ありがとうございました。
森本 直人
2011/01/07 13:12
zieimono様、評価・コメントありがとうございます。
雑誌などを見ると、自営業の方はみなそれぞれ満額払っている方が多いとのことですが、例えば、6ヵ月定期券を買うか、1ヵ月定期券を買うか迷うのと同じことで、割引を取れば、流動性(換金の自由度)がなくなる、というふうに、無条件でおいしい選択は、ありません。
したがって、お金をいついくら何に使いたいのか、事情が変化する可能性をどのくらいみるか、といった「計画」をまず立てることが肝心です。
インデックスファンドによる資産運用も、あいまいな計画で始めて、路頭に迷っている方が少なくありません。
さらなるご質問などありましたら、個別にお問い合わせいただけると幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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はじめまして。
夫婦でそれぞれ個人事業主として仕事をしている子なし夫婦です。
これまで、国民年金の以外に老後の備えを作るシステムについてよく知らず、とにかく銀… [続きを読む]
zieimonoさん (東京都/36歳/男性)
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