対象:一般歯科・歯の治療
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袋 晃子
歯科医師
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どちらも長所短所があります。
こんにちは群馬県前橋市歯科ラブアンドティース院長の 袋 晃子です。
現在の状態はすこしわからないですが
奥から3・4番目というのは
両方とも小臼歯の事でしょうか?
もとの状態もすこし不明で詳しい治療経過が
わかりません。
おそらくネジが中に入っているようですから
プラスチックで土台が作られている。
神経がとってあるということは、
ある程度むし歯がすすんでから治療をされている。
また一時帰国のときだけで治療が終わっていますが
根の治療は、根の中の感染が進んでいる場合は
かなり回数や日数がかかるのが通常です。
(もしかしたら帰国にあわせて処置を終わらせる用に
リクエストした可能性はないでしょうか?)
日本とアメリカの歯科治療はどちらが進んでいるか?
ドクターにもよりますが、専門家が多いのは
分業が進んでいるアメリカです。
しかしトータルに見てくれる医師は少なく、
インプラントはインプラント専門医
上の冠は捕綴専門医
根は根の治療の専門医
歯周病は歯周病医と分けて通わねばならず、
また民間の保険での治療が主ですから、
それぞれがリスクを回避しながら
(自分の責任でその症状になったわけではないと主張する)
専門治療を進めていきます。
その点 日本での歯科医はほとんどがジェネラリストとして
全部を見ていきますので、
上記のすべてを一人で見ているドクターがほとんどです。
つまり責任の逃れようがないことと
根の治療などは公的な保険で行う方がほとんどですから
専門的な治療が一番難しい分野です。
(アメリカほどお金をかけられないともいえます)
アメリカにもジェネラリストがいると聞きますが、
医療レベルはかなり低いと聞いています。
(この部分は日本ではほとんど伝わってきません)
つまり現在の状況でアメリカの先生は
はじめの治療が自分で行った治療でない以上
根の治療をして再発したら自分の責任になるため
できれば抜歯をして感染のリスクをなくし、
インプラントなら安心してできると思っているのだと
思います。
アメリカは訴訟社会ですから当然そういう帰結に
なりやすいのだと思います。
歯科ラブアンドティースはフクロ歯科の分院です。
http://www.owl.gr.jp/
歯科ラブアンドティース
http://www.loveandteeth.com/
(現在のポイント:-pt)
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