対象:住宅設備
窓開けが基本です
- (
- 5.0
- )
特定のメーカーや方式のことは言及できませんが、一般的な部分を「私的見解」で
お答えします。
24時間換気は、もともと建材に含まれるホルムアルデヒドなどの化学物質による問題
から始まったもので、本来は建材側で対処すべき問題です。
最近は、建材側での対応がかなりできてきました。これは、化学物質が含まれる建材使用に
伴う面倒な計算やイメージを施工側が忌避する為に、☆☆☆☆建材以外がほとんど使われなく
なった為にメーカー側でも対応せざるを得なかった側面があります。
しかし、それでも化学物質がゼロではありませんし、持ち込み家具などには規制が無いので
24時間換気は一応必要とされます。
ただ、せっかく高断熱にしているのに2時間で空気が入れ替わってしまうという矛盾を
内包している規制です。
かなり改善はしてきているので、ここからは施主さんの化学物質感受性によって選択すれば
良いのではないかと思います。もちろん、設計の時に建材を選ぶ事も重要です。
個人的には給気にダクトを使う方式は、ダクト内の清掃がきちんとできない環境では
使いたくないです。ほこりやカビが発生していてもわからないからです。
化学物質の発生があまりなく、また室内に排気する燃焼暖房設備を使っていなければ
住まう人の「窓開け」が基本だと思います。
日本は四季折々の季節がある国です。春や秋は窓を開けて過ごす事も多いと思います。
住宅にあまり過大な機械設備を入れるとかえって住みにくくなると思います。
おっしゃるように、一旦故障すると高額な修理費がかかります。
重要なことは、季節により太陽光を取り入れたり遮る事ができ、開ければ風が抜け、
閉めれば冷暖房が効く高断熱、といった基本的な設計だと思います。
評価・お礼
5LLLAMAGLAFH さん
2010/12/03 08:41結論としては、24時間換気システムは必要ないと言う事ですね、ありがとうございました。
回答専門家
- 小松原 敬
- ( 神奈川県 / 建築家 )
- 一級建築士事務所 オフィス・アースワークス 代表
富士北山の木で家を建てませんか
富士の裾野で育った産地直送の天然乾燥無垢材を使って、エコで健康的な家造りをしませんか。無垢材対応金物工法・特殊ビスによる5倍耐力壁で、耐震等級3でありながら風と光が通る大開口をもつパッシブデザインの家がリーズナブルに建てられます。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
新築に24時間換気システム+全館エアコン空調システム(換気丸)を取り付けようと思っておりますが、投資に見合う効果が期待できるのでしょうか?疑問です。24時間換気システム(第一種)を取り付けるより、量販… [続きを読む]
5LLLAMAGLAFHさん (山口県/40歳/男性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A