対象:住宅設計・構造
福本 省三
建築家
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隣地との空き寸法
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初めまして福本と申します。
ご質問の件ですが、バルコニーの出巾の事でお悩みのようですが少し整理しますと隣地からの距離50cmというのは、民法上の事で建築基準法の規定ではありません。
また50cmというのも、有効距離だったと思いますので図面上バルコニーの出巾を壁芯で書いていたりしますと、空いていると思っても実際の空き寸法は50cm以下になっている場合もあります。
(壁芯より壁厚6cmほどふいてきます)
軒の出とバルコニーの出巾の関係が分からなかったのですが、民法上の50cmというのは隣地の方の承諾があれば問題無かったと思いますし、市街地の場合お互い様と言うことで問題が起きる事は少ないと思います。ただ、バルコニーからお隣の窓に入りやすくなったりすると防犯上の問題がありますので、隣地の状況もよくお調べになった方が良いかと思います。
現地の状況が文章だけではわかりにくいので、やはり設計者の方とよく話合いながら決めて行かれた方が良いかと思います。
評価・お礼
yamaneko さん
2010/11/17 14:35
ご回答ありがとうございます。
なかなか文章で全部を説明するのが難しく伝わりにくくて申し訳ありません。
隣地境界線より500が民法なのは承知しています。ただできるだけトラブルの種は作らないでおきたいと考えた次第です。
軒を伸ばす>北側の通路幅を広げる必要あり>南側に建物が寄って、バルコニーが南境界に近くなる(500を切る)>バルコニーの奥行きを狭める必要あり?
となります。
ちなみにバルコニーの先端~隣地境界線までの距離として設計士にCAD上の寸法で出してもらいましたので、バルコニーから隣地境界までの空き寸法に壁の厚みは含めなくていいと思います。
どうもありがとうございました。
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初めまして、よろしくお願いします。
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yamanekoさん (兵庫県/36歳/女性)
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