対象:保険設計・保険見直し
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島津 勝仁
ファイナンシャルプランナー
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死亡保険金額の設定について
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meguminさんこんにちは
ファイナンシャルプランナーの島津と申します。
死亡保険金額の設定について一般的に考えられることを概略お伝えしますね。
まず、meguminさんの場合、ご主人がサラリーマンでいらっしゃるようなので、通常厚生遺族年金という公的保障があります。この遺族年金の額ですが、平均報酬月額と掛けてこられた期間にもより変わりますので、一概には言えませんが、お子様が3人いらっしゃることを考慮しますと、少なくともお子様が18歳になるまでは、年間150万円程度の保障はされるものと思われます。
後、次に考慮しておくべきは教育費になりますが、文部科学省の平成18年度調査によりますと、高校まで全て公立として累計一人570万円程度かかるようです。(幼稚園70万円強、小学校200万円程度、中学校140万円強、高校160万円弱)この金額はあくまでもデータとして参考にして下さい。またこの費用は一時に掛かるわけではないので、必要となるお金が(トータルの金額が)お子様の成長と共に減っていくという意味で、収入保障のように一時金としては、保障が低減して行く保険は合理的と思われます。
大きくは、上記の2点を考慮された上で、(教育方針によっても保障の大きさは変わると思いますが)収入保障でも一時金の額を見ながら、保障の金額を決定されてみては如何でしょうか。尚、必要な保険金額以外にも保障期間によってもかなり保険料が変わってきますので、いつまで保障が必要かという観点も考慮に入れたら宜しいかと存じます。
また、万が一の受取り方についてですが、収入保障保険は年金方式で受取りますと雑所得扱いになり課税される可能性がありますので、一時金で受け取る前提の方が宜しいと思います。一時金で有れば相続の一部となり、相続財産の方が課税される可能性が低い(控除等があるので)からです。
以上ご参考にして頂ければ幸いです。
評価・お礼
megumin さん
2010/11/12 03:51
このたびはご回答していただきまして、ありがとうございました。
とても参考になりました。
収入保障保険については、毎月もらえるからいいかなと
軽い気持ちで加入しようとしていましたが、
毎月もらうことになれば、雑所得になることがわかり、
もう少し勉強してから、
再度色々検討していきたいと思います。
どうもありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
現在、死亡保険と収入保障保険について検討しています。
設定金額などについてアドバイスいただければと思います。
よろしくお願いします。
主人 35歳 会社員 年… [続きを読む]
meguminさん (東京都/31歳/女性)
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