対象:生命保険・医療保険
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宮下 達裕
保険アドバイザー
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辞めるのは待たれた方が・・・
こんにちは。
保険よくわかるのファイナンシャルプランナー宮下達裕です。
積立利率変動型一時払養老保険(米ドル建)に加入しているとのことですが、
個人的には解約せずに、満期を迎えた方が、良いかと思います。
現在、円高で損が出るとおっしゃっていますが、それは「含み損」です。
これは円通貨に換金をしなければ、損が確定しないということです。
例えば、890942さんのご加入時に1ドル=100円のときに1万ドルの養老保険に加入したとします。
すると最初にお支払いになった保険料は100万円ですね。
それが、1万ドルの養老保険は現在1ドル=80円になってしまっているので、
80万円の価値しかないように見えるわけです。
また解約をしたときにはもっと少ない金額になっていることでしょう。
しかしながら、本当には損をしていないのです。
事実としては、100万円を支払った事実はありますが、
現時点では、まだ実際に損をしたわけではないのです。
もし、お辞めになれば、その損を確定させるということです。
ですから、あまり現時点での解約はおすすめできません。
現在お持ちになっている保険はドル通貨で運用されています。
もし890942さんが満期時にドル通貨でも受け取れるような商品に加入しているのであれば、
円に換金しなければ、ドル通貨では増加しているはずなので、損をすることはありません。
満期時にもし円高で為替差損が出るようであれば、ドル通貨で受け取るとよいでしょう。
「ドル通貨で受け取ってもしょうがない」とおっしゃるかも知れませんが、
その満期金を原資として、もう一度、今と同じ、積立利率変動型一時払養老保険(米ドル建)に
加入することもできますし、他の金融商品の選択肢もあるでしょう。
この養老保険を解約しないと生活できないのであれば、
どんなに損をしても解約をするべきだと思いますが、
経済的な余裕があるのであれば、
わざわざ現時点で損を確定させるよりも、もっと長期で保有され、
為替の条件の良いときに解約をされると良いのではないでしょうか?
まだご不安であれば、信頼できるFPさんに相談されると良いですよ。
ひとつの考え方として、参考になれば幸いです。
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この回答の相談
積立利率変動型一時払養老保険(米ドル建)に加入してます。2007年に加入して満期は2013年です。しかし、円高が進み80円になってしまったため、今解約しようか迷っています。現時点でもかなりの損ですが、やはり早めに手を打った方がいいですか?
890942さん (岐阜県/45歳/女性)
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