対象:心と体の不調
シェシャドゥリ(福田)育子
メンタルヘルスコンサルタント
6
EMDRセラピーをお勧めします
- (
- 3.0
- )
はじめまして chirico様
メンタルヘルスコンサルタントの福田育子と申します。
視力、脳のMRIや脳波を調べて、異常が無かったとのことと、chirico様のご質問から心理的な治療をお受けになれば 「恐怖心」「視野が狭くなる」を解決出来ると思われます。
「コミュニケーションの技術を学ばれるのは この二つが軽くなってから取り組まれてはどうかと思います。
chirico様の症状の改善には EMDRセラピーが有効だと思います。
下記の内容は日本EMDR学会による EMDRについての説明です。症状改善の選択肢の一つの参考になれば、と思い回答させて頂きました。
「EMDR(Eye Movement Desensitization and Reprocessing:眼球運動による脱感作と再処理)は、最近マスコミなどでも取り上げられることの多くなったPTSD (Post Traumatic Stress Disorder:外傷後ストレス障害)に対して最も効果的 と言われて、大変注目されている治療方法です。
強い情緒的衝撃を伴うようなできごと(天災、交通事故、暴行、虐待など) の後に、そのできごとについて考えたくもないのにそのことを考えていたり、悪夢にうなされて睡眠が妨げられたり、集中力が落ちたり、恐怖感・不安感などに悩まされ たりするようになって、生活の色々な面に支障がでるようになる状態のことです。外傷的なできごとがあると、そこでの傷となる経験は、その経験が生じたときの映像、 音や臭い、思ったこと、身体感覚などの形で脳の神経ネットワークに貯蔵されると考 えられています。通常は我々の脳がその記憶に働きかけ、知人や家人と話したり、考 えたり、夢を見たり、日記に書いたりといった作業の中で、時間の経過とともにでき ごとに肯定的な意味づけをしたり、できごとをより小さく、自分の世界をより重要視したりすることで乗り越えることができるようになります。しかし、このような作業 をしても、いつまでも悲しみや恐怖が弱くならない、前向きに考えられない、過去のできごとがその人の中では一向に過去にならないときには治療が必要となるのです。 PTSD以外の精神疾患の中にも、こうした過去の記憶がいつまでも引っかかってい ることが症状につながっていることは多く見受けられます。
http://www.emdr.jp/about.htm
制限字数を超えてしまいました。続きを「回答補足」に載せます。
補足
EMDRは、外傷的なできごとを考えてもらいながら、治療者が患者さんの眼の前で指を一定の速度で動かし、それを眼で追いかけてもらうといった比較的単純な手続 きを中心とした治療技法です。眼球運動は脳を直接的に刺激し、脳が本来もっている情報処理のプロセスを活性化できるのです。ですから、5年、10年かけて、心のどこかに落ち着いていくプロセスを非常に短時間に進めることができます。そして、その過程は患者さんの脳の本来の力を引き出すので、マインドコントロールのように洗脳される、治療者に操られるというような心配は全くありません。また、止めたいとき にはいつの時点でも止めることができます。また、これまでの治療方法では、起こっ たできごとのすべてをこと細かく語ることが必要とされることが多かったのに比べ て、大変ストレスの少ない技法と認められています。」
http://www.emdr.jp/about.htm
私のクライエントの方のEMDRセラピーの経過について 書いてあります。よろしかったら 読んで下さいますか?
http://kosodatecafeemdr.blogspot.com/
評価・お礼
chirico さん
2010/11/03 00:49
回答頂き、ありがとうございます。
頭では分かっていても身体が拒否し、視野が狭くなり
自分ではコントロール出来ないので、脳に直接働きかける
この方法に興味を持ちました。
もう少しこのEMDRについて調べてみようと思います。
ありがとうございました。
(現在のポイント:3pt)
この回答の相談
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A