対象:新築工事・施工
ボタンのかけ違いを解消しましょう
私達、設計事務所の立場からすると設計も終了していない、金額も確定していない
段階で工事を始めたのが問題だったのだと思います。
基本的には、実施設計が完了し、見積りが出て、金額調整をきちんと話しあって、
金額がFIXしてから着工するのが私達の通例のやり方です。
この段階では時間がかかる事が多いのですが、「工務店側と施主側のボタンのかけ違い」
を防ぐには非常に重要な段階です。
今回のご相談はまさに双方の「ボタンのかけ違い」から生じたトラブルです。
かたや、「最初にできるといいたっんだからこの金額でできるだろう」
かたや、「安くやってあげてるんだから細かいこと言うな」
といったところです。
売り言葉に買い言葉で、感情的に進めてもいい事はありません。
できれば、第3者の設計事務所などに仲介に入ってもらって、お互いのかけ違い
を解消する必要があります。
一番良いのは工事を一旦とめることですが、事はそう簡単ではありません。
現場に入っている大工さん職人さん達には責任がない話なのに、生活にかかわる
事態になるからです。
そうなれば別の現場に移動してしまいます。別の現場に行ってしまえば、戻ってくる
のもその現場次第になります。
基礎が終わった状態でしたら、上棟してから先はまだ時間があります。
構造体はもはや変えられませんから、その先のお話を第3者に入ってもらって
根を詰めて話しあってください。
回答専門家
- 小松原 敬
- ( 神奈川県 / 建築家 )
- 一級建築士事務所 オフィス・アースワークス 代表
富士北山の木で家を建てませんか
富士の裾野で育った産地直送の天然乾燥無垢材を使って、エコで健康的な家造りをしませんか。無垢材対応金物工法・特殊ビスによる5倍耐力壁で、耐震等級3でありながら風と光が通る大開口をもつパッシブデザインの家がリーズナブルに建てられます。
(現在のポイント:4pt)
この回答の相談
はじめまして、10月の始めに施工開始をし、今基礎が完成した
だんかいなのですが…
2ヶ月前くらいに、地元の工務店で2400万(地元では土地込み一戸建て
の妥当な金額)で注文住宅として建てます… [続きを読む]
furufuruさん (山口県/30歳/男性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A