お困りの症状について。

こんにちは。
登美ヶ丘治療院の野口と申します。

動悸や息切れですが、心臓が原因で出る場合はもちろんあります。その場合、心電図検査やＣＴ、ＭＲＩ検査で判別は出来ますが、心疾患が原因の場合は、胸の痛みや呼吸困難を伴う場合が多いので、文章を見る限りでは除外出来るのではないかと思われます。

他の可能性としては、甲状腺機能亢進症や自律神経失調症が考えられます。

甲状腺機能亢進症では動悸は特徴的な症状ですし、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されて代謝が活発になるため、脂肪が次々に分解されれば体重減少が見られます。

また、精神的なストレスや身体的疲労が長期にわたって続いたりすると、自律神経のバランスが乱れ、様々な症状を見せるようになります。それが自律神経失調症です。
普段、自分で意識して調節できない心臓の活動や呼吸をはじめ、胃腸の活動や発汗などは、無意識のうちに自律神経によって調節されていますが、自律神経のバランスに乱れが生じれば、それが支配している働き全てに異常を来す可能性があります。
動悸や息切れを起こす可能性は決して否定できません。

質問者様の性別や年齢がわかれば、また違った可能性を挙げられるかも知れません。
もし質問者様が中高年の女性であった場合、更年期障害の可能性も出てきます。

病院では、まずは内科を受診されるのがいいでしょう。
内科だけで済む場合もありますし、続けて循環器科や呼吸器科の受診を勧められる場合もあるかと思われますが、担当の医師のアドバイスをお聞き下さい。

参考になれば幸いです。お大事になさって下さい。