対象:ペットの医療・健康
問題行動と犬歯の切断
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まず、このワンちゃんを保護し、お飼いになることを決断されたみっきさんに敬意を表したいと思います。有難うございます。私は行動学の専門ではありませんが、恐怖、不安(分離不安)、攻撃性が組み合わさって問題行動という形になっているように思われてしかたがりません。このあたりはトレーナーの方のほうがお詳しいと思いますが、東京大学の動物医療センターのHPに行動治療カウンセリングのサイトがありますのでアクセスしてみてください。遠方の方でもFAXでやり取りしていただけるようです。
犬歯の処置ですが、術後でもほとんど行動に変化はありません。ただ人間側にとっては、噛まれても出血しないということがありますので、これまでより強く指示を出せるようになります。当院でも問題行動のあるワンちゃんには、トレーナーさんをご紹介し、また薬物の処方を致しますが、歯の処置もします。犬歯の他、とがった歯の先端を削って平らにします。先日、他院で、攻撃性が激しいため歯を全部抜いたフレンチブルドッグが来ましたが、やはり来客に対しての攻撃性は変わらないとおっしゃっていました。ただこれまでは手当たり次第に攻撃していたために商店街を歩けなかったのが、歩けるまでになってきたとおっしゃていました。またやはり、飼い主側の「怪我をしない」という考えがあって強く抑制できるのが大きいともおっしゃっていました。
宜しくお願いいたします。
評価・お礼
桃 さん
お忙しい中お答え頂きありがとうございました。
犬の場合も医学的には人間のように削った後処置をしないといけないとのことですが、実際は簡単な処置でもトラブルは少ないようですね。
抵抗力のあるワンちゃんが多いのでしょうか。
不思議です。
府大の方に早速問い合わせてみました。現在農学部は生命環境科学部になっているそうです。病院はあったのですが、電話での問い合わせは受け付けてくれず、予約制で犬を連れてもらわないとお答えできませんとのことでした。
早く処置はしたいけれど、大切な歯の事なので、もう少し調べて検討したいと思います。
貴重なアドバイスをありがとうございました。
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この回答の相談
お世話になります。ちょうど一年前に迷い犬を保護しました。元の飼い主、里親も見つからず、現在も家で世話をしている状態です。去勢、ワクチンはその後まもなくしました。年齢は、推定7歳以上です。性格… [続きを読む]
桃さん (大阪府/27歳/女性)
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