対象:住宅資金・住宅ローン
回答数: 4件
回答数: 3件
回答数: 2件
山田 聡
ファイナンシャルプランナー
3
繰上返済と住宅ローン控除につきまして
- (
- 5.0
- )
はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの山田と申します。
繰上返済をした場合、各年末の残高が少なくなり、その分所得税の控除額も減るため、繰上返済効果と減税のどちらが有利なのか悩まれている方も多いと思います。
しかし、基本的には繰上返済を優先する方が効果は高くなります。
それは、繰上返済による利息軽減額が、減税額の減少よりも多いためです。それは、繰上返済が住宅ローン控除適用期間だけでなく、その後の残高と利息に影響を及ぼすからです。
例外として、返済期間が短期の場合、繰上返済により返済期間が住宅ローン控除適用期間より短くなってしまい、住宅ローン控除が受けられないケースについては、繰上返済をしない方が有利となることもあります。その際には事前のシミュレーションを十分行う必要があります。
また、繰上返済方法には期間短縮型と返済額軽減型の2種類ありますが、総返済額の軽減効果は期間短縮型の方が高くなります。
総返済額は借入金額、金利、期間によって決まりますので、借入金額、金利が同じであれば、期間が短い方が総額は減少するからです。
以上、ご参考となれば幸いです。
山田FP事務所 http://www.yamadafp.com/
山田 聡
評価・お礼
アルパチーノ さん
2010/09/29 18:44
山田様
ご回答ありがとうございました。
「繰上返済が住宅ローン控除適用期間だけでなく、その後の残高と利息に影響を及ぼすからです。」
私の場合は35年ローンですから、10年の控除期間後を考えれば、なるほど納得です。
これからも手元資金を考慮しながら頑張って繰上返済していこうと思います。
期間短縮型と返済額軽減型に関しては、先々の事を考えるととりあえずは月々の負担を減らしたい事を考え、
現在は返済額軽減型で繰上返済していましたが、今後は期間短縮型も考えたいと思います。
参考になるアドバイスありがとうございました。
山田 聡
2010/09/29 23:16
ご評価ありがとうございます。
住宅ローンは人生最大の支払い物件です。
支払い方法の僅かな違いが、最終的な総額では大きな差となります。
支払い総額軽減のため、今後も貪欲になってください。
(現在のポイント:3pt)
この回答の相談
はじめまして
今年4月に新築マンションを購入したもので、
現在35歳、妻との2人暮らしです。
借り入れ状況は以下です。
借入金1,850万円
期間35年
金利0.875%… [続きを読む]
アルパチーノさん (東京都/35歳/男性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A