対象:住宅設計・構造
森 賢一
建築プロデューサー
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和室の段差はデザイン上当然です。
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居間と和室の間に段差をとっても良いか、とのお尋ねですが、私の場合は必ずとるようにしています。それは和室が書院造りや数奇屋様式の日本の伝統文化に根ざすもので、床仕上げを畳として框の位置で履物を脱いで上がる、言わば格式や神聖さを演出したいためです。
然し、将来ご両親の寝室に使われることを考えれば、その段差は20cmか15cmに止めた方が無難です。さらに、壁際には掴まることのできる縦型手摺を用意しておくと良いでしょう。
それよりも気になるのは、部屋の狭さです。通常、部屋として機能する最低単位は3.6m×2.7m(6帖)であり、更に収納部の付随していることが必要です。また、天井だかも最低2.5mはほしいところですね。
せっかく家を造られるのですから、将来のご両親様のためにも計画内容を今一度お考えになることをお勧めします。
評価・お礼
やたぞう さん
早速のご回答ありがとうございました。
やはり4.5帖というのは狭いですよね。
私も狭さが気になっているところです。。。
リビングと横一直線につながった和室なのですが、床を上げることによって圧迫感とかは出てこないでしょうか?
横一直線っていうレイアウトが少々気になっております。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
新築一戸建ての購入について検討しているところで、気になる物件が見つかりました。
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やたぞうさん (埼玉県/34歳/男性)
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