水土 はなん
しつけインストラクター
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飼い主が強くならなければなりません
アニマルコミュニケーターの水土(みと)です。
動物と話をすることをお仕事にしています。
ご質問を拝見する限り、完全に主従関係が逆転しているように感じられます。
人間が「主」、犬が「従」にしないと事態の改善は厳しそう…。
しつけ教室のトレーナーさんの言葉は「もっと犬に気を使いなさい」と取れて、
犬が主であることを助長させているように感じられます。
それよりも、それが怖くないということを教えるほうがずっと大事です。
なので、声掛けでトラブルが軽減したのは何よりと思います(^^)
私もクライアントさんのワンコに、今でも痕が残っているくらいにひどく噛まれたことがありますから
力関係の逆転した犬に噛まれることがどれだけ痛くて怖いことか知っていますが、
そこでひるんだらダメなんです…。人間が強さを見せないと。
現状からするとフセやマテができることは意味ないです。
「○○している振り」をするペットはたくさんいます。
反省している振り、言うことを聞いている振り、怖がりな振り…。
この子達の特徴は「収まるのはその場限りで進歩がない」ことです。
さくらとなずなさまのワンコちゃんも「言うことを聞いている振り」ではないでしょうか?
本当は「犬が人の言うことを聞く=人に従う=それが嬉しい」ですが、
トレーナーさんや飼い主さんが心の部分を見ずに(本当に嬉しくて従っているかを見極めずに)、
行動だけで判断なさると「『言うことを聞いている振り』をする子」が出来上がります。
「これくらいなら聞いてやってもいいか。オヤツももらえるしね」になっていることに気付いてください。
これは犬が上から目線で人を見ているという構図です。
本当は私は人と犬が主従関係(上下関係)の中で暮らすのは好きではありません。
けど、時としてそれを明確にしないと人とペットが両者そろって不幸になることもあります。
アニマルコミュニケーションを使ってワンコさんの心の内を知ることは
飼い主の対処法を確立する上で、とてもメリットのあることだと思います。
HANAnのブログに「噛む子」をテーマにした記事がいくつかあります。
http://hananz.blog77.fc2.com/?q=%B3%FA%A4%E0
ご参考になれば幸いです。
PS:
ペットは人の教材になるためにその家に来ます。
「ワンコちゃんが着たからこそ学べる何か」があるはずです。
出会いに無駄なんてひとつもありません(^^)
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