対象:投資相談
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山田 聡
ファイナンシャルプランナー
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外貨と住宅ローン
yusuzu様
ファイナンシャルプランナーの山田と申します。
為替の円高、住宅購入、子供の教育費用など色々な事を考えると結論がまとまらず、悩まれているのではないでしょうか。
ご相談の文面から、住宅購入後の家計、資産がどのようになるのかはっきりしないことが原因と推察いたします。
そのため、今後の必要資金を明確にしましょう。
まずは、子供の教育資金です。今後数年で、高校、大学と最もお金のかかる時期を迎えますが、その資金は、確実に用意できる円貯蓄の安全資産で確保すべきではないでしょうか。
文部科学省では私立・公立別の参考学習費を公表していますので、今後の必要資金として参考にできるでしょう。
また、住宅購入した場合、頭金と初期費用は現金で必要ですからこれらを試算し、円貯蓄からの必要金額と考えます。
これらが当面確保しなければならない円と思われます。
現在の円貯蓄から上記金額を差し引き、今後毎月の収入から住宅ローンを支払い、家計に不足がなければドル資産はそのまま保有することも可能ではないでしょうか。
最近はローン金利が低いこともあり、貯蓄とローンのバランスで悩まれる方は実際に多いです。
しかし万人に当てはまる理論はなく、その人毎に合った方法で対処すべきです。
あくまで一般論としては、住宅ローンを払いつつ投資をすることは、家計全体でみれば借金をして投資を行っている状態になりますから、住宅ローン金利以上の収益がないと効果がでません。当然投資の収益は確定していませんからリスクを抱える状態になります。
今回のご相談に関しても、為替が円安になれば、住宅ローン金利以上のプラス効果があるのではないかというお悩みかもしれません。
この考えが良い・悪いはどちらでもなく、最も重要なのは、自分の家計における許容リスク範囲内に管理することだと思います。
そのためには、今後の収支をシミュレーションすることが重要と考えます。
以上、僅かでも参考となれば幸いです。
山田FP事務所 http://www.yamadafp.com/
山田 聡
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