対象:生命保険・医療保険
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山田 聡
ファイナンシャルプランナー
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一時払いドル建て終身保険の加入につきまして
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はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの山田と申します。
ドル建ての保険は、資産運用と保険の両面をある程度カバーできるということで、同系統の商品に魅力を感じている方も多いのではないでしょうか。
各保険商品は、それぞれメリット、デメリットがあり、一概にこの商品は良い、悪いと判断はできません。その商品のメリット・デメリット等判断材料を十分洗い出すことが最も大切なことです。
そこで、今回のご相談内容に関し、事前に整理しておいた方が良い注意点を記載したいと思います。
子供が誕生した際の追加の死亡保障の役割も果たすことができるとのお考えですが、子供の死亡保障に終身保険が必要であるかを良く検討されましたでしょうか。
子供のための死亡保障は、基本的に子供が成人もしくは大学卒業までかける方が経済的と考える方も多いでしょう。家族のための必要保証額を見積もられた後に判断しても遅くはないでしょう。
現在のドル/円レートに魅力を感じていらっしゃるようですが、今後、為替が大幅な円安になった際には、中途解約したい気持ちになる可能性も否定できないでしょう。
その際、解約に当っての注意点は十分把握されましたでしょうか。
例えば、契約時費用、解約控除、金利調整返戻率等が中途解約に及ぼす影響は、十分理解しておくことが重要です。
また、現在は国内外とも低金利ですが、今後金利が大幅に上昇し、保険の予定利率より大幅に高くなってしまう場合もあり得ます。その際の考え方を事前にまとめておくことも必要でしょう。
通貨選択については、長期の終身保険であればこの数カ月だけの為替動向を基準にするのは、それほど重要でないかもしれません。
一つの通貨に集中し過ぎればリスクは高まりますし、予想もできない状況が発生することも考えられます。
ひとつの通貨や商品にとらわれず、今後は他通貨、他商品の買付によるリスク分散も一考の価値はあるのではないでしょうか。
通貨の買いタイミングについては、ご自身の判断に委ねるしかないでしょう。また、ドルコスト平均法は、経済的効果はプラスでもマイナスでもありません。
以上、僅かながらでも参考となれば幸いです。
山田FP事務所 http://www.yamadafp.com/
山田 聡
評価・お礼
hokenwakaran さん
ご回等ありがとうございます。
無料にもかかわらず、夜遅くに親身にご回等いただきありがとうございます。
ご指摘どおりいろいろ考えなおさなくてはいけないところも多いですし、
長期的な視点も必要ですね。いろいろ教えていただき大変参考になりました。
ただ、逆にとっても迷ってしまいました。保険選びは難しい。
山田 聡
ご評価ありがとうございます。
保険選びは本当に難しいです。
ただ、人生における支出では、支払総保険料は家に次いで2番目に多額となるのが一般的です。
家の購入はかなり念入りに検討される方は多いのですが、保険に関しては一回当りの金額が小さい場合もあり、気軽に決定されてしまう方が多いのも事実です。
その結果、後で見直すと多額の金額が節約できるケースも多いのです。
保険に限らず金融商品には多額の手数料が含まれている場合があります。
金融機関の手数料稼ぎの道具とならないためには、hokenwakaran様のように疑問を持ち、解決する努力が必要だと考えます。
そのような方が増えることを切に願うばかりです。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
はじめて相談します。
30代前半の既婚男です(子なし)。
昨年結婚し、保険に加入しました。
生命保険:積立タイプの終身で保障額1000万。
医療保険:一般的なもの(… [続きを読む]
hokenwakaranさん (東京都/32歳/男性)
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