対象:住宅資金・住宅ローン
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宮下 弘章
不動産コンサルタント
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繰上げ返済 《目的と状況判断によります》
はじめまして。
横浜で不動産コンサルティングをしております宮下弘章と申します。
宜しくお願いします。
ご質問にお答えいたします。
ご質問のケースでは、
(1)固定金利から一部繰上げ返済するのが良いでしょう。
(2)それも、するならなるべく早く行うべきでしょう。
(1)の理由
固定金利から行う理由は、単純に利息が高いからです。
ローンを早く返したいのであれば、利息が高い借り入れから早めに
一部繰上げ返済を行うのが、計算上一番損はしません。
ただし、変動金利部分だけを多く残すのがご不安という事であれば、
両方に少しずつ一部繰上げ返済を行うのも良いかもしれません。
(変動だけ残る・・・という心理的に不安がある場合です)
ですが、損得で考えれば固定金利から着手する方が良いです。
それと、少しでも早く返して無駄な利息を払いたくないという事なら、
手持ち資金を全額一部繰上げ返済にまわしても良いと思います。
その代わり、ローン支払いが少なくなる分、その後は少しずつ貯蓄を
していき何かしらの出費等に備える必要はあります。
本当は、何かの備えとして50万円くらいは残しておいた方が
心配も無いんですけどね。
ご夫婦でお話になられて、よく状況を判断してみて下さい。
(2)の理由
一部繰上げ返済は、少しでも早く行うほうが、
余計な利息を少しでも払わなくて済むようになります。
(できれば図等でお示ししたいところですが・・・)
一部繰上げ返済(又は全額繰上げ)の時期を
ローン控除が終わる15年を待つというのは、
あまり意味が無いと思います。
何故なら、平成19年度の制度だと、
当初10年間はローン控除率0.6%
残り5年間は、ローン控除率0.4%
これは、実質的には控除率分の利息が軽減されている事になります。
具体的には、固定金利2.2%のローンを支払っている間、
0.6%分(当初10年)は還元されることになる計算になります。
なので、結局は1.6%分の金利を支払っているという事になるのです。
つまり、ローン控除15年終わるのを待つ意味は無いといくことです。
説明が少しわかりづらかったら申し訳ありません!
少しでも参考にしていただけましたら幸いです。
本日はご回答をさせていただきまして
誠にありがとうございました。
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