対象:住宅資金・住宅ローン
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築地 聡
保険アドバイザー
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住宅ローン控除の恩恵を主体に考えるのは本末転倒です。
サリューさん、こんにちは。
やさしいお金の教室(合)エムズアイ広島の築地と申します。
http://www.supremehiroshima.com/MSI/
以前にも同じ質問にお答えさせて戴きましたね。
http://profile.allabout.co.jp/pf/tsukiji/q/q-103949/
住宅ローンの考え方については専門家においても意見が分かれますのでサリューさんもお悩みになられますね。
ですが私の意見は以前と同じです。
http://profile.allabout.co.jp/pf/tsukiji/q/q-103949/
そして住宅ローン控除に対する考え方なのですが、サリューさんが思われます様にローンは早く返される方が良いでしょう。
住宅ローン控除はローンの残債に対して一定の控除が受けられるというのもですので、住宅ローン控除の恩恵を目いっぱい受けられようとしますと10年間~15年間は全く住宅ローンの残債を減らさない方が良いと言うことになってしまいます。
これでは全く本末転倒ですね。いつの時代も借金(ローン)は早めに返済することがベターです。
理論上の話で15年間は残債を減らさず15年後から繰上げ返済をする方が良しとするシュミレーションもあるのでしょうが、人の人生や生活はそうしたシュミレーション通りには事が運びませんし、またそれは10年後、15年後の金利が今と変わらなかった場合のシュミレーションに過ぎないでしょう。
今、多くの専門家が将来も金利は上がらないとし、そして変動金利を良しとアドバイスをしていますが、アメリカの例を見ると数年前、多くの専門家がサブプライムローンをこぞって庶民に推奨し、その結果多くの住宅ローン破産者を生み出してしまいました。サブプライムといっても結構なお金持ちが破産しています。
私は多くの専門家が変動金利を良しとするようになると日本も危ない兆候だなぁと思っています。
またハイパーインフレや急激な金利上昇というのは、デフレの極限から起こるものです。欧米ではこのドル安ユーロ安(自国の通貨安)によりデフレによる輸入インフレが始まっていますが、デフレによる物価上昇は非常に危険な兆候です。
サリューさんのご参考になれば幸いです。
補足
住宅ローンの性質上、繰上げ返済は早ければ早いほどその金利節約効果は高くなります。
また将来の金利上昇リスクを考慮した場合、ローンの残債を減らしておくべきです。それは金利は残債に対して掛かるものだからです。
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