対象:不動産投資・物件管理
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不動産投資法人設立のメリット
不動産投資法人を作るメリットは以下の点かと思います。
1.個人と法人の税率の違いによるメリット
2.損金計上
3.相続時の評価額の減価
等にあると言われております。1.に関しては利益額があまり大きく無い段階の小企業レベルになると追加される収入に対しての税率が低くなります。(年収の多い個人の場合は最高税率が収入にそのまま掛ってきます。)
逆にデメリットとしては
1.法人設立時からの信用力として評価される
2.設立コスト(最低30万程度)と運営コスト(年間最低大体30万程度)が掛る
3.事務手間の増加
1.に関しては物件購入時に合せて法人設立するのがベストです。定款の内容によっては融資を得られない法人を設立してしまう事になり兼ねませんので銀行のチェックを受けた方が良いでしょう。2.3.に関しては例え売上ゼロであっても法人税の申告をする等運営コストが掛ります。
よって、大体の考え方としては1億程度の物件保有であれば個人であっても法人設立のメリットはあまり無いと思いますが、これが規模が3億、5億となって来た場合に法人設立のメリットを感じられると思います。
私は、3棟(3億前後)以上に物件がなってくるようでしたら資産運用法人を設立されたら良いのではないかとアドバイスしております。ただ、金融機関によっては個人の年収が2000万以下位であれば個人に融資したいという先が多いと思います。
銀行評価上は新設法人よりも今までの信用履歴のある個人の方がよりリスクが低いとされるからです。
回答専門家
- 向井 啓和
- ( 東京都 / 不動産業 )
- みなとアセットマネジメント株式会社
みなとアセットマネジメントの向井啓和 不動産投資のプロ
東京圏の資産価値が下がりにくい高収益物件の一棟買いなら弊社にお任せください。資金計画から損害保険まで一貫した不動産投資アドバイスを行います。また、金融機関出身の向井啓和の経験を活かし銀行からの投資用ローン融資提供します。フルローン相談
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この回答の相談
宜しくお願い致します。
現在、会社役員をしていますが、個人で不動産収入もあります。
役員報酬が1500万。不動産収入は差し引き300万です。
今後も不動産は、増やしていく予定です。
いろ… [続きを読む]
不動産所得さん (埼玉県/50歳/男性)
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