対象:住宅設計・構造
北向きでも明るくできます
横浜で設計事務所をしています。横浜は山や崖が多いのでこういう土地はよくやります。うまく作ると非常に眺めがよくて他からの視線が気にならない開放的で楽しい家になりますね。
写真1はその一つです。
北向きの窓はオフィスや書斎では好まれます。直射日光が入らず一日中安定した光が入るからです。
光は直射日光と天空光に分類されます。天空光とは空の明るさのことで、天空光が充分に入れば明るくなります。欧米では、あまり南向きにこだわらない国もあります。
ただし、やはりそれなりに大きな開口部や吹き抜けなどが重要です。(写真2/吹き抜け例)
夏は良いのですが、冬はやはり南向きで陽が入ると暖かいです。そこで断熱方法や暖房方式は重要になります。敷地を見ないとわかりませんが、うまく設計すれば南側からの光も取り込めるかもしれません。北側斜面でそのようにした事もあります。
北側から6mくらい離す必要性というのは、安息角といって擁壁が信頼できない場合に崖の下から、ある一定の角度で引いた線以下に基礎がくるようにしなくてはいけない為です。
ここをうまくクリアできれば、中庭のような場所を作って南の光を入れたり、もしくは吹き抜けの上に塔屋のような部分をつくってハイサイドで南の光を入れることもできるかもしれません。
設計次第できっといい家にすることができると思います。
気にいっておられるのでしたらお買い得かもしれません。本当にそうした設計が可能かどうか心配な場合、購入前に現地を一緒に見に行く事も私はしています。
ご心配だったらご連絡いただければ現地でアドバイスできます。
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あーす・わーくす
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回答専門家
- 小松原 敬
- ( 神奈川県 / 建築家 )
- 一級建築士事務所 オフィス・アースワークス 代表
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この回答の相談
新築一戸建てを前提に横浜市青葉区で土地を探しています。
そんな中で南北に長い土地を見つけたので検討しています(正確には北北東←→南南西)。
閑静な第一種低層住宅地に約210平米で縦に約22m、… [続きを読む]
cherrycoke998さん (神奈川県/34歳/男性)
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