対象:海外留学・外国文化
今林 浩一郎
行政書士
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米国政府の入国拒否犯罪リスト
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日本の刑法上の犯罪と米国の刑法上の犯罪は異なります。米国が入国拒否する犯罪は、コモンロー上で破廉恥罪とされる犯罪であり、これは米国国務省の入国拒否犯罪リストにも列挙されています。破廉恥罪とは、単に法律に違反するだけではなく道徳的・倫理的にも避難されるべき犯罪を指します。そして、日本の刑法は、破廉恥罪には懲役刑、非破廉恥罪には禁錮刑を刑罰として規定すると解されます。ただし、日本の刑法上の破廉恥罪とコモンロー上の破廉恥罪は同一ではありませんから、米国大使館に問い合わせることをお勧めします。
補足
ちなみに、日本政府と米国政府は、逮捕歴や犯罪歴等の情報及び公安情報を共有している場合があります。ですから、時々、空港で虚偽報告が発覚したり、入国後虚偽報告が発覚して逮捕されたり、米国大使館で査証申請の際に大使館員が犯歴情報を保持している場合があります。
評価・お礼
fmm さん
分かり易く良い勉強になりました。有り難う 御座いました。
今林 浩一郎
お役に立てて幸いです。
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この回答の相談
外国人が日本で犯罪、前科、前歴ある、しかし パスポートは自分国のである。アメリカへ旅行入国できますか? 宜しく お願い致します
fmmさん (東京都/49歳/女性)
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