スケジュールを早急に確認してください。

ハッピーハウスの真山（さのやま）です。

土地代金の一部に住宅ローンを使用するのであれば、
急いで住宅ローンの手続きを行ってください。

不動産の一般的な取引において、お金を全額支払うのと同時に、
所有権の移転登記をします。

今回、土地部分にも住宅ローンを使用するのであれば、
土地の決済時（そのタイミングで登記を行います）には、
住宅ローンを実行してもらう必要があります。

住宅ローンを実行してもらうためには、
　・住宅ローンの申し込み
　・融資の承認
　・金銭消費貸借契約（住宅ローンの契約）
（上記の手続きの後に、住宅ローンが実行されます）
の各手続きが完了している必要があります。

一般的に、
上記の手続きには1カ月程度の時間がかかります。
来月の住宅ローン実行であれば、今から
早急に手続きを行う必要があります。

また、検討している住宅ローンがフラット35Ｓであれば、
さらに注意が必要です。

フラット35（フラット35Ｓを含む）は、原則として
建物の完成時に、土地部分と建物の部分の合計を
一括で融資（住宅ローンの実行）します。

土地を先行して購入しそのあとに建物を建築するケースで
フラット35を活用する場合、土地の融資部分に
つなぎ融資等が必要になります。

つなぎ融資等に対応できるフラット35の受付機関は
それほど多くはありません。
また、つなぎ融資には、別途審査が必要となるので
余計に時間がかかります。

まずは、どの金融機関のどういう住宅ローンを
使用するのか（使用できるのか）、確定して
早急に融資の申し込みを行ってください。

参考までに、住宅ローンの正式申し込みの書類は、
すべて実印での押印となります。
実印登録も行っておいてください。

一般的に、不動産所有権移転登記、抵当権設定登記には、
実印、印鑑証明書、住民票が必要となります。

お聞きしている範囲では、
かなりタイトなスケジュールになると思われます。

土地先行決済（土地を先に購入して、後から建物を建築）の場合、
特に金融機関とのスケジュール調整が重要となります。
売主のハウスメーカーもしくは不動産業者が仲介に入っていれば、
その業者とスケジュールをよく話し合って、
今後の手続きを進めてください。

少しでもお役に立てれば幸いです。