対象:仕事・職場
根本 雅子
経営コンサルタント
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ご自分の目的確認後、自己開示のコミュニケーションを!
ライフコーチの根本雅子です。
まず、 転職なさって3ヶ月ということですが、今の会社に転職した理由は何でしょうか?
新しい会社にどのようなビジョンを持って移られたのでしょうか?
この会社で達成したいと思っている事は何でしょうか?
これらの質問に、お答えなさってください。
そして、今の会社にいたい目的がはっきりとしたところで、上司とアサーティブなコミュニケーションをなさってみたらいかがでしょうか?
「近いうちに一度言い返してやろうかとも思っているのですが」と、ありますが、これだと、感情的にお話してしまう可能性があります。
アサーティブなコミュニケーションとは、「上手にご自分の意見や意志を主張していくこと」です。その中で、感情をコントロールするに最も必要なことがこの自己開示スキルなのです。
「自己開示」とは、ご自分の思いや考えの全てを伝えることではありません。必要なことを、ご自分の考えや感じる思いを、言葉にして伝えることなのです。
自己開示は、コミュニケーションを正直で効果的にする目的で、自分の感情を示すことです。思いのままに自分の感情をまちきらすことでありません。泣き叫ぶようなことはありません。
例えば、この場合ですと、次のようにお話することが可能かもしれません。
まずは、上司に対して、お時間を頂くことから始まります。
ステップ1:
「○○さん、どうしてもお話させて頂きたいことがあります。20分程、頂けますか?」
(解説)「どうしてもお話させて頂きたい」と伝えることによって、話す機会を持つ重要度を伝える
ステップ2:
話し合いの日時が決まったら、このように切り出す
「お時間ありがとうございます。○○さんの仰ることで理解できない点がいくつか有ります。
△△のときに、××と、仰られましたが、よく理解できませんでした。これは、私に対して仰っていましたが、申し訳ありませんが、私には該当しないと思います。私の理解不足でしたら、先にお詫び申し上げますが、このようなことが、一度ではなく、入社以来、何度か経験しております。何か、ご理由があれば、ご説明して頂けると、私としても理解でき、訂正が可能です。ただ、今の状態ですと、私の中では、理解できておらず、疑問があるだけです。ご説明お願い申し上げます。」
(解説)
ご自分の状態を、客観的かつ的確に伝えるところが、ポイント
補足
状況を先方が思い描けるように、彼が怒鳴り散らした場面の前後関係を説明すると、解りやすくなるでしょう。
このように、自己開示で話をする際に、理解して頂きたいのは、彼の言動に対してあなたの感情は、あなたが持っていることです。あなたが持った感情を、相手のせいにしたりするのではなく、ご自分の感情は、ご自分が責任を知っておくと、自己開示がスムースにいきます。
応援しておりますね。
コミュニケーションに関しては、セッションで頻繁にみていきます。
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この回答の相談
3ヶ月ほど前に今の職場に転職してきましたが、職場の雰囲気になじめず、本当に困っています。
20名ほどの小さな会社なのですが、まず、自分の上司が不条理に怒鳴り散らす人で、呆れ果てています。権威を振り… [続きを読む]
All About ProFileさん
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