対象:医療経営
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秋山 功
建築家
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目指す医療と建築のデザインが一致していることでしょう
病院の目指す医療(企業でいうとCIみたいなこと)と建築のデザインが一致していて、
医療の考え方が、意匠に反映されていることが重要ではないでしょうか。
例えば、高度で最先端の医療であれば新しいデザインに、
地域に根ざした医療であれば地域性をデザインに活かすなど。
特に患者さんとどのように対応するのかは病院の考え方の重要な部分だと思いますが、
そのことが意匠に反映されていることがいいデザインにつながると思います。
病院の個性を発揮出来るのは、診療科目や規模など以上に患者さんとの関係で、
そのことが反映されたデザインは、個性的でその病院らしいなデザインになると思います。
例えば、ひとりの患者さんにじっくり時間をかける病院なら、
待合や受付、廊下やお手洗いなど、ゆったり落ち着いたデザインに、
てきぱき待ち時間のない病院なら、わかりやすく動きやすい動線やサインをデザインするなど。
もちろん一般論も大事だと思います。
例えば、以前のような清潔感だけではどうしても冷たい感じになっていまします。
最近ではぬくもりのある待合室や病室は一般的になっています。
診療科目の違いによるデザインも考えなくてはなりません。
その病院らしさを表現することがデザインのポイントだと思います。
ハード(建築)とソフト(医療)が共生するような病院建築をデザインしてはどうでしょうか
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この回答の相談
祖父の代から続いている病院を継いで、経営しております。
建物が老朽化しているため建てかえを検討しております。病院を建築する際、デザイン面で気をつけることやポイントなどがありましたら… [続きを読む]
All About ProFileさん
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