対象:心の病気・カウンセリング
不安な状態が「永遠に続くとは限らない」と考えられるようになれば随分と楽になれると思いますよ
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sanappyさん
はじめまして、心理カウンセラーの田尻と申します。
>医者にはまた行くのですが月曜がお休みなので、火曜までなんとか乗り切るために…このまま死んでしまうのではないかと不安な気持ちがいっぱいでいてもたってもいられません。
もしかしたら火曜日までに死んでしまうのではないかとご心配でいらっしゃるのでしょうか。
私にはそのように感じられましたので急ぎ回答させていただきました。
sanappyさんの栄養状態がどの程度なのかは私には分かりませんが、どんなに食欲がなくても恐らく火曜日までに死んでしまうということはないと思います。(あくまで医師ではない人間の考えですが)人間そんなに簡単に餓死したりはしないと思われますので。
ただもし不安でしたらヴィダーインゼリーなどを飲まれては如何でしょうか。
もっともsanappyさんの不安なお気持ち、よく分かります。
実は私も昔、ほとんど食事ができない時期がありました(私の場合、吐き気がして食べられませんでした)。
今思えば当時の私の心を支配していたのは「吐き気がして食事が出来ない状態が『永遠に続く』に続くに違いない、だからいずれ餓死してしまうに違いない」という恐怖でした。
しかし吐き気がしてほとんど食事が出来ないことが何日か続くと猛烈にお腹が空いてきて「食事が取れるときがある」ことにあるとき気づいたことをきっかけに、吐き気がして食事が出来ない状態が永遠に続く「わけではない」ことを理解できてからは気持ちが楽になり、いつしか吐き気も治まっていきました。
このように私の場合、不安な状態が「永遠に続くに違いない」から「永遠に続くわけではない」と考え方が変わったことが嘔吐恐怖症克服のきっかけとなりました。
補足
この考え方の転換を意識的に行う方法があります。認知療法と呼ばれ、カウンセリングでも受けられますが、独習できるワークブックも数多く出版されています。
お勧めはコラムでも紹介しています「うつと不安の認知療法自習帳」という本です。
http://profile.allabout.co.jp/pf/kenji-tajiri/c/c-38069/
またこの本や別の認知療法の本を使って、別の症状(失禁恐怖症・社会不安障害)の克服を試みた内容を匿名でブログに載せいています。よろしければご参考になさってください。
http://neat.secret.jp/blog/archives/2010/04/post_170.html
http://neat.secret.jp/blog/archives/2010/07/post_183.html
カウンセリングを受けていただいても認知療法のワークブックをお使いいただいてもどちらでも結構ですが、不安な状態が「永遠に続くとは限らない」と考えられるようになれば随分と楽になれると思いますよ。
※食事日記をつけてみることもお勧めです。もしかしたらご自身で考えていらっしゃるよりも意外とカロリーを摂取していらっしゃるかも知れませんよ。
以上、sanappyさんのお悩みの解決の一助になれば幸いです。
最後に手前味噌で恐縮ですが、私のカウンセリングと夢分析・自己分析のHPについてご案内させていただきます。
もし私で何かお役に立てそうなことがございましたら、どうぞ何なりとご相談いただけますでしょうか。
では、くれぐれもご自愛なさってください。
心理カウンセリングの部屋
http://oneiromancy.holy.jp/blog/
夢占い・夢診断・夢分析の部屋
http://dream-seeker.holy.jp/blog/
自己分析
http://self-analysis.secret.jp/blog/
評価・お礼
sanappy さん
お忙しい中、急いで回答していただきまして大変ありがとうございます。
そうですよね、「もうだめだ」と思う時って現状がずっと続いてしまうのではという不安に駆られるのだと思います。でも、とりあえず我慢するのは火曜日まで。火曜日医者に行けば、主治医の先生と相談出来る。今はただこれを希望に過ごそうと思います。すぐ心が揺らいでしまって、また不安になる事もあるとは思いますが、そのときはまた先生の「永遠に続くわけではない」という言葉を思い出そうと思います。ありがとうございました。
田尻 健二
sanappyさん
早速のコメントありがとうございました。
>「もうだめだ」と思う時って現状がずっと続いてしまうのではという不安に駆られるのだと思います。
おっしゃるとおり、だからこそ、そのようなときは絶望的になったり、パニックになったりしてしまうのですよね(T_T)
>でも、とりあえず我慢するのは火曜日まで。火曜日医者に行けば、主治医の先生と相談出来る。今はただこれを希望に過ごそうと思います。
おっしゃるとおりです。我慢は永遠ではなく火曜日まで、つまり「一時的」で良いのです♪
>すぐ心が揺らいでしまって、また不安になる事もあるとは思いますが、そのときはまた先生の「永遠に続くわけではない」という言葉を思い出そうと思います。
もしよろしければ紙に(具体的な言葉はアレンジしていただければと思いますが)「不安な状態は永遠に続くわけではない」旨の言葉を書いてポケットに入れて、いつでも見れるようしておくというのは如何でしょう?
そうすれば、より思い出しやすくなるような気がするのですが。
(書くということには予想以上に力があるみたいですよ)
では、くれぐれもご自愛なさってください。
回答専門家
- 田尻 健二
- ( 東京都 / 心理カウンセラー )
- 心理カウンセラー・産業カウンセラー・夢分析家
お望みの人生の変化への効果的なお手伝いが私の仕事です
お客様のお悩みの解決や心理的な苦痛の解消・軽減のお手伝いだけでなく、お客様が望まれる人生の変化への効果的なお手伝いができたり希望を持っていただけるようなカウンセラーでありたいと思っています。専門領域は自己愛です。
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