対象:住宅設計・構造
弘中 純一
建築プロデューサー
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床組には二つの方法があります
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床組の方法については二通りあります。
床束を設置して大引を敷く方法と、床束は設けずに断面の大きな大引を敷き並べる方法です。
どちらかと言うと、北海道では床束を設けない方法が多く採用されています。
最近は、土間コンクリートに床束という方法が広まってきていますが、どちらがいいかというと、一概には言えません。
それから床束を設けない方法では、大引の断面はスパン(土台の間隔)と大引のピッチ(大引の間隔)によって決まります。
105×180の部材ですと、スパンは2730、ピッチは910の場合に相当すると思います。
もしも、スパン3640の場合には、105×180では断面は小さいように思います。
予算的にアップできるのでしたら、断面を大きくする方をお勧めします。
補足
*尚、私は個人的には床束工法はあまり勧めていません。
評価・お礼
おとー さん
詳しい説明ありがとうございました!勉強になりました。
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この回答の相談
近々、北海道にて新築住宅を着工する予定で、このあいだ詳細な図面関係を貰いました。
この図面を知り合いの大工さん(東京地区在住)に見てもらったところ土台に「束」がない事に疑問を持たれました…。
… [続きを読む]
おとーさん (北海道/44歳/男性)
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