対象:住宅資金・住宅ローン
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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ローン金利に関する考え方
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数の子様
初めまして、ライフ・プランと資産運用を支援するオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
ご質問にある固定金利と変動金利という金利変動に関わるリスク(不確実性)の予測は極めて困難かと考えています。従いまして、私は家計の安定という観点からは固定金利をお勧めしています。
その観点から、住宅ローン金利に関する考え方をご紹介します。参考になれば幸いです。
現時点からH34年まで10年間以上返済しなければなりません。
現況は世界的に見て、極端な低金利の時代です。いずれ景気が回復する過程で金利の上昇が始まります。
現在の金利水準が長期間維持せざるを得ない場合の主な条件は
1.デフレが継続する。
ただし、すでに政府は名目で3%の経済成長を目指すと発表しています。⇒デフレからインフレに代わる可能性があります。
2.日本国債の消化が順調に行われる。
ただし、すでに日本国債の発行残高は国内の個人の貯蓄額に迫り、消化のためには海外に頼ることが必要になります。その際には現在の利子率が上昇する可能性があります。利子率が上がる場合には、金融機関が提示するローン金利等も上昇いたします。
正気に加えローン金利を考えた場合
3.現時点の固定金利は将来の金利を予測して設定されています。
設定期間で利益が出る前提で顧客に提示されるものです。原則、変動金利は短期間の調達金利と貸出金利の差で決まりますから、本来的には大きな変動リスクを抱えるものになります。
4.金利が上昇する際の変動から固定への借り換えは、その時点で提示される固定金利が適用されます。従って、現在の固定金利の利率とは異なり上昇した利率になります。
以上です。
変動金利に一般化なされる場合には、家計に余裕があること。ローン残高が保有資産に対して低い比率であることなどをご確認されるようお勧めします。
評価・お礼
数の子 さん
吉野様
詳しくご丁寧に社会情勢の観点も記載してくださりありがとうございます
とても参考になりました
吉野 充巨
数の子様
高評価を頂きありがとうございました。
是非長期的なスタンスから金利変動リスクへのご対応をご判断ください。
一言付け加えさせて頂きます
昨日読んだ経済誌にも、日本での変動金利型住宅ローンが、米国のサブプライム問題同様の崩壊が迫っているのではないかとの記事がありました。現況1%台の変動金利が3%台なるだけで、利子は倍になります。
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この回答の相談
初めまして
5年前に新築の住宅を購入し 只今高は1315000円です
中央三井信託銀行さんで住宅ロンをお借りしていて
残高約1315000円で内訳が
固定金… [続きを読む]
数の子さん (兵庫県/40歳/女性)
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