対象:家計・ライフプラン
回答数: 2件
回答数: 1件
回答数: 1件
築地 聡
保険アドバイザー
1
繰上げ返済は返済額圧縮型だとそのメリットも薄い。
すや2234さん、はじめまして。
やさしいお金の教室(合)エムズアイ広島の築地と申します。
http://www.supremehiroshima.com/MSI/
繰上げ返済は期間短縮型だと金利削減効果も高いのですが返済額圧縮型だとその効果も半減するのはご存知ですか?
ローンの残債が記載されてないので分りませんが、もし仮に残債が2000万円だとした場合、160万円を繰上げ返済されると期間短縮型だと約300万円の金利削減効果がありますが、返済額圧縮型だと約108万円程度の金利削減効果しかありません。またこの場合、月々のローンの返済額は約6400円しか下がりません。
この約6400円の差額を今の20,000円に足して毎月26,000円の貯蓄をしても160万円になるまでには約5年掛かります。
そうした事の前に、今後のライフイベントを考えてみて下さい。お子様の教育資金は上のお子様が小学校に入られると下がりますが、同時に下のお子様が幼稚園に入られるので、まだあと数年は上がりますし、その他のライフイベントとしてお車や家電製品の買換えや、旅行やレジャー資金にもお金が必要なのではないでしょうか?
また会社員の場合、緊急予備資金(イザという時のお金)は生活費の6か月分を口座に残しておくことが必用なことはご存知ですか?繰上げ返済をされるにしてもそうした緊急予備資金を残した上でないといけませんよ。
住宅ローンの返済期間がご主人の定年60歳までにおさまっておられるのなら、そこまで繰上げ返済を急がれる必要はない様に思います(返済額圧縮型でなく期間短縮型にして金利削減を求める必要もない様に思います)。
また学資保険はその資金を15歳や18歳に集中させますが、実際の教育費やお子様に掛かるお金は毎年必要なもので学資保険が必用なのかどうかも分りません。
ですので、まずはローンや保険を単品でみるのではなくライフプラン(将来計画)全体を把握されるべきだと思います。
(木をだけをみるのではなく森全体をみることが大切です。)
ライフプラン全体を診断することによって、貯金や保険、あるいはローンなどのどこにムリ・ムダ・ムラがあるのかが分ります。それによりそうしたムリ・ムダ・ムラを初めて削減することが出来ます。
一度信頼出来る専門化に‘貯金・保険・ローンの最適化’といった全体的なライフプランの相談をされることをお勧めします。
すや2234さんの参考になれば幸いです。
補足
はじめまして、ではありあませんでしたね・・・。二度目のご質問でした。スミマセン。
ただ何にしてもライフプラン全体の診断をされる事が大切ですね。
また残債が2500万円との記載があるのに見落としていました。重ね重ねスミマセン。ただその場合も返済額圧縮型の繰上げ返済ですとメリットは少ないと思います。期間短縮型にされるとしても今後のライフイベントと緊急予備資金の確認が大切です。
>(試算してもらい、これと所得税還付金をあわせて年間44万円繰り上げて
10年で7年短縮になる予定)
またそれと金融機関から変動金利あるいは1年~3年の固定変動型の金利変動リスクの高い住宅ローンを勧められ、それによる試算で検討をされておられませんか?所得税の還付金を合わせたとしても年間44万円が浮くというのは試算の金利が低すぎると思います。そうした効果は金利が1%などの変動金利等でないと出ないでしょう・・・。
前回と今回の記載から住宅ローンの借り換え後の繰上げ返済のシュミレーションをされているのではないかと思いました。
もしそうだとするならば今の3.27%固定金利のものを期間短縮型の繰上げ返済を繰り返されることを前提としたライフプランを検討された方が良いと思います。
↓・日本版サブプライムローンについて↓
http://blogs.yahoo.co.jp/tsukkin082/2018943.html
↑のURLでは変動金利や短期の固定変動型の住宅ローンのリスクについて書いていますので一読されると良いと思います。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
夫35歳、住宅ローン残高が2500万円あります。
固定金利3.270%最終返済期限 平成51年
定年60歳までに完済できるよう頑張っています。
5歳、2歳の子供二人のための貯蓄が
あ… [続きを読む]
すや2234さん (千葉県/37歳/女性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A