感情を上手くコントロールできた時の事を詳しく思い出したり、自己観察日記を始められてはいかがでしょうか

harukiyoさん

はじめまして、心理カウンセラーの田尻と申します。

ご相談内容、拝見させていただきました。
これまでは感情を上手くコントロールできないことが多かったのですね。
さぞかしお辛いでしょうね。

ちなみにこれまで逆に感情を上手くコントロールできたというご経験はありませんでしたでしょうか？
少し時間を取って思い出してみていただけませんか。

もし感情を上手くコントロールできたときを思い出せましたら、そのときの状況をできるだけ詳しく思い出してみていただけませんか。
そのときは何が感情をコントロールするのに役立っていたのでしょうか？
その役に立ったことをこの先増やして行かれれば、徐々に感情のコントロールが出来ようになっていくことが期待できると思います。

もう一つ提案させていただきます。
もしよろしければ明日からでも自己観察日記というものを始めてみていただけませんか。
具体的な方法について、ご説明させていただきます。

まずいつでも持ち歩けるようなサイズのノートかメモ帳を一冊ご用意いただけますでしょうか。

続きまして、これから毎日感情を上手くコントロール出来たときと、そうではなかったときをそれぞれ正の字で回数を記入して行っていただけませんか。
そうしていただけますと、もしかしたら意外と感情を上手くコントロール出来ているときがあることに気づかれるかもしれません。

それとこれが非常に大事なことなのですが、感情を上手くコントロール出来たときに「そのとき何が役に立ったのか」例えばそのときharukiyoさんが「していたこと」「考えていたこと」などをもし可能でしたら、そのこともその場で記入していただけませんか。

※仕事中は難しいようでしたら、それ以外のときだけも結構です。

最後に一日の終わりに自己観察日記の特に「感情を上手くコントロール出来たとき」の部分を改めてご覧いただき、そのとき役に立ったことを整理してみてください。
そして翌日は、それまで役に立ったことを出来るだけ多く実行できるように意識してみていただけませんか。
また感情を上手くコントロール出来たときと、そうではなかったときの回数の変化にも注目してみていただけませんか。

この作業を根気よく続けていただくことで、徐々に感情のコントロールが出来ようになっていくことが期待できると思います。