対象:オーダー家具・装飾品
秋山 功
建築家
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何をどのように収納したいか充分検討して
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まず、引戸を使ってすべてを隠す収納の場合ですが、
冷蔵庫も含めてということは奥行きが70〜80cmくらいになり、
キッチン廻りの細かいものを収納するには大きすぎます。
キッチン家電の含めると蒸気や熱の処理も考慮しなければなりません。
冷蔵庫、キッチン家電、その他諸々の収納をそれぞれ適した方法で造作すれば、
コストは相当上がります。
まずは、キッチン廻りの収納をどのようにしたいか、考えてみてはいかがでしょうか。
・見えないようにすべてを収納したい。
・使い勝手が良くキッチン仕事の効率がよい。
・とにかくたくさん収納したい。
などなど、
全てを満たすことも可能ですが、コストはかかります。
コストを抑えるのはひとつの特徴に特化し、
その他の部分は多少あきらめた方がいいと思います。
本当に必要な収納方法をじっくり考え、検討して下さい。
造作扉の「そり」については、それも作り方次第です。
木製の場合は作り方によってそりが出る可能性はありますが、
対処の方法もありますし、
そりの出にくい作り方もあります。
キッチンをどのようにしたいか、
それにはどういう収納にしたいか、
じっくり考えしっかりした要望を工務店に伝え、
それに最適な方法を提案してもらってはいかがでしょうか。
評価・お礼
harukun さん
大変参考になりました。ありがとうございました。
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この回答の相談
キッチンの背面収納をカップボードにするか引き戸で覆ってしまうかで
迷っております。
吊戸棚のない対面キッチンなので、カップボードの場合、後ろの家電が
丸見えになってごちゃご… [続きを読む]
harukunさん (東京都/38歳/女性)
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