Re:LDKを黄色のクロスに

KR母様

はじめまして。
RustyPineの鹿内です。

以前北米に住まわれていたそうですね。
私も以前主人の仕事の関係で、シカゴ郊外に住んでおりました。
KR母様のおっしゃる通り、あちらでは壁に色を付けたお宅がとても多く、本当に素敵ですよね。

まず壁についてですが、日本では石膏ボードの上にビニールクロスを貼ることが一般的ですが、北米やヨーロッパでは「ドライウォール」と言って、石膏ボードの上にパテを塗り平らに仕上げ、その上からペンキを塗って仕上げることが一般的です。

ビニールクロスの特徴としては、「汚れにくい・汚れが落としやすい・・・」等、どちらかと言うと「貼り替え」をなるべくしない事が前提になってします。

一方、「ドライウォール」は、「汚れてもすぐに自分でペンキを塗れる、部屋の模様替えと同時に壁の色も塗り替える」等、「塗り替えのし易さ」が前提になっているので、家具やカーテンに合わせた壁の色にする事が多くなっていると思います。

黄色の壁についてですが、白の建具とはとても相性が良いと思います。
ただ、黄色と言っても沢山の色がありますので、色の選択は確かに難しいですよね。

お手持ちの家具や、これから購入される予定の家具やカーテン等のイメージによって、その「黄色」も決まってくるかと思います。

「病院の様な感じ・・・」にしない為には、家具との相性の良い色を選ぶ様にすることがコツです。

ダーク系の家具でしたら、落ち着いた赤みがかった黄色・・・。
ホワイト系の家具でしたら、少しレモンががった明るめの黄色・・・。
北欧、フレンチ、イギリス・・・等、インテリアのテイストによっても変わってきます。
ビニールクロスでしたら、クロスの表面の仕上げによっても雰囲気が変わります。

クロスのメーカーに少し大き目のサンプルを依頼し、現場で壁に当ててみるとイメージが湧きやすいと思います。

最後に、建具と壁紙の微妙な白色の違いについてですが、まったく問題ないと思います。

ご参考になりましたでしょうか？
クロス、カーテン等のコーディネートのご相談や、イメージパースの作成等のご依頼もお受けしております。
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RustyPine　鹿内
http://rustypine.chips.jp/