対象:住宅・不動産トラブル
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佐嘉田 英樹
不動産コンサルタント
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住宅ローンの審査は厳しくなる
はじめまして。不動産コンサルタントの佐嘉田です。
まず、法的には、第三者、この場合は伯母様の敷地にまろまろまろさんが建物を建てるので、借地権が発生し、その権利の上に建物を建てることになります。このようなケースでは、金融機関の審査が厳しくなり、満足のいく金額を融資しなかったり、あるいはそもそも受け付けてもらえないところもありますので、ご注意ください。詳しくは、各金融機関でご相談されるべきでしょう。
次に、伯母さんの相続の件ですが、子供がいない場合でも伯母様の配偶者(夫)やご両親が健在でしたら、その方々に相続が発生しますので、家族関係をよく確認してください。そして、その相続人がいる場合には当然その敷地(底地権)は相続します。
今後長い人生の中で、いろいろな事態に直面しかねない状況にある場合は、一般的には権利関係を複雑にさせない方が望ましいと思われます。最終的には、だれか一人に土地建物を完全な所有権に移して、ご自身のローンを返済していく形にするほうがいいと思いますし、そのようになるように契約関係を作っておくことをお勧めします。
できるかどうかは分かりませんが、たとえば、伯母様の相続が発生した場合あるはその前に、その敷地をまろまろまろさんに相続・譲渡するようにしておき、そして現段階でその土地をローンの担保に差し入れるように話し合っておくなどすると、上記の不安は解消すると思います。
また、建物の名義は、夫婦それぞれの自己資金、ローン額を考慮して共有持ち分の割合を原則に決めるべきでしょう。
ご主人様の死亡の場合は、債権債務を相続するかどうかの問題になり、その分も含めて払えるかどうかということになると思います。(これは単独所有、共有でも大差はない。)
離婚の場合は、財産分与の問題になってくるので、夫婦それぞれの貢献度合い等によって決せられるので、一概には言えないという回答しかできません。
あまり具体的な回答ができずに申し訳ありませんでした。
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今度夫の伯母の土地に一戸建てを建てることになりました。土地を借りる形とし、毎月一定額を払っていく予定です。土地、建物の名義が異なる場合、今後何か問題や不都合は起きるでしょうか?(伯母死去後の… [続きを読む]
まろまろまろさん (千葉県/31歳/女性)
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