対象:住宅資金・住宅ローン
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住宅ローンの引越し貧乏にならないように長期、短期の視点から検討しましょう。
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メイにゃんさん、ご質問ありがとうございます。
ファイナンシャル・プランナーの大間武です。
ご質問の「住宅ローンの借り換え」の件ですが、
確かに現状の数字だけで判断すれば
毎月変動型のほうが金利は低くなっています。
しかし、
仮に今回変動金利へ変更した場合には1,134,000円ほどの手数料が必要で
毎月5万円の返済減少効果とすると回収に約2年かかりますので
3年目から実質的な効果が出てくる試算になります。
ですが、これは毎月変動型なので、
金利の変動によっては 毎月の返済減少額が変動し、
実質借り換え効果があわられるのが
3年目以降になる可能性もあります。
固定金利に変更してから2年しか経過していない中、
今回また借り換えを行うとなると、
この5年間は借り換え手数料を多額に支払うことになり
実質住宅ローンの額の減少は
繰上げ返済部分にも満たないのではないでしょうか?
私の意見としては、
(緊急事態を除いて)
短期間に借り換えを行うことはオススメしません。
今回借り換えをするための手数料が別途支払えるのであれば
「その手数料相当額分繰り上げ返済をする」という考えもあります。
また、単に住宅ローンの金利を含めた
返済額の多い少ないという判断だけでなく
固定金利の特徴でもある返済額が明確で、
安心できるという部分もあると思います。
毎月変動金利は最低でも毎月金利の変動を確認しておかないと
突然金利が急上昇する可能性もあり、
その際には返済額が急上昇することも考えられます。
(そのスリルを好む場合は別ですが・・・)
また、どうしても変動金利が・・・ということであれば
住宅ローンの一部だけ(例えば奥様の住宅ローンだけ)
変動に変更することが可能であれば(銀行にご確認ください)
それも検討要素の一つかもしれません。
メイにゃんさんご夫婦が
現在の固定金利にした理由、お考えに立ち戻っていただき
今後の支払金額に対する部分や精神的な安心という部分
今後のキャリアプランも含めたライフプランなど
他のイベントの確認もしていただきながら
今回の住宅ローンの借り換えについて
今後の方向性を決めていただきたいと思います。
評価・お礼
メイにゃん さん
固定金利にしたのは、長期に亘る支払い額が明確なので資金計画が立てやすいことと、精神的に安心できるからというのがあります。
ただ、定年後までローンが続く不安もあり、何とか定年までに繰り上げ返済で期間を短くしていきたいと思っていました。
住宅ローンの一部を変動にする方法も踏まえて、もう一度じっくり考えてみます。
早々にご回答有難うございました。
回答専門家
- 大間 武
- ( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
- 株式会社くらしと家計のサポートセンター 代表取締役
お金にも“心”がある。送り出す気持ちで賢く上手な家計管理を
法人、個人の形態を問わず、クライアント(お客様)のパートナーとして共に次のステージを目指し、クライアント(お客様)の質的成長にコミットします。
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現在、夫婦それぞれで住宅ローンを35年で組み5年が経ちました。住宅ローンを組んだ当初は3年固定で金利が1.25%でしたが、変動金利に切り替わるタイミングで一昨年、長期固定金利に借… [続きを読む]
メイにゃんさん (埼玉県/40歳/女性)
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