対象:新築工事・施工
川崎 久満
福祉住環境コーディネーター
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手摺の強度は大丈夫でしょうか
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浜田さん、初めまして勝建ホームの川崎と申します。
今回の工事は介護保険の住宅改修工事を申請された工事でしょうか。
(介護保険を利用している場合は、担当のケアマネージャー様や市や町の介護保険課にも相談可能です)
トイレに手摺を取り付けた際のビス穴が隣の壁紙まで貫通している工事自体が不可解です。
現実問題としてクロスの補修についてのみ考えれば、その対応方法は全面張替以外にも部分補修の方法はありますので、施工業者に再度対応していただく連絡をした方が良いかと思います。
その際に、クロスの補修に限定するのではなく、何故その箇所がビス貫通していたかと言うことについても説明を受けた方が良いのと、手摺固定にによる安全強度は取れているのかも
確認する事をお勧めいたします。
壁の造りには、「真壁」と「大壁」と言う造り方があります。
分かりやすく言うと「真壁」は和室などによく見られる「柱」が部屋に出ている施工です。
一方「大壁」は部屋に「柱」が見えず洋間などの部屋の構造がその例です。
これによって、壁の厚みや壁を作る下地の位置が変わってきます。
>我が家には病人がいて
特に介護を必要とするご家族のために手摺を取り付けたのならば、その取付位置は利用されるご本人に合わせたかと推察いたします。この場合、下地(ビスが効く間柱など)の位置とは合致しない場合が多く、そのほとんどが補強板を使用しての取り付けとなります。
したがって、ビスが隣の部屋まで貫通していること自体、下地のない空洞の壁に長いビスを打ち込んでしまったのかと思いますが、これでは強度は取れません。
手摺を使うご家族に怪我などあっては大変です。
クロスの補修対応のお話とともに手摺取付の安全性についても、もう一度施工業者に連絡をした方が良いと思います。手摺の安全性欠如においては、施工業者上司のお詫びだけでは済まされません。
評価・お礼
浜田 さん
川崎様、ありがとうございます。
今回の工事は介護保険ではありません。
手すりの強度に問題はないかどうか、私も見に来てくれた人に聞いたのですが、
「手すりや壁自体に問題はありませんから」と言われたのですが、その人は、ただちらっと手すりを見ただけなので、実はすごく不安です。
なにかあったらまた連絡ください、とは言っていたのですが、もし何かあって連絡しても
「そんな昔の工事のことは・・・」とか言ってごまかされないかと心配です。
書面とかもらったほうがいいのかな、とかも考えてるのですが・・・
色々考えて連らくしてみようと思ってます
川崎 久満
浜田様
回答へのご評価を頂きありがとうございました。
手摺が下地にしっかり固定されているかどうかの検証はいつでも直ぐできます。
手摺を固定している金物に化粧カバーが付いていますので、これをはずすとビスが見えてきます。このビスを一旦抜き差しすると、下地の無い所に打ち込んだビスは空回りしてしまい、抜き差しが困難です。
この現象があった場合、業者の言う大丈夫は、大丈夫ではないのです。
参考にしてみて下さい。
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