対象:コーチング
廣田 陽介
ビジネスコーチ
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質問を挟んでみては?
はじめまして、雪花様
ThinkPlusの廣田と申します。
「人の話を聞いてあげる」というスキルは、誰でも持っている当たり前のスキルのように感じますが、意外と“黙って人の話を聞いてあげる”ことができる人は多くありません。
コミュニケーションには「読む」、「書く」、「話す」、「聞く」という4つのスキルがありますが、一番重要なスキルが「聞く」というスキルであるにも関わらず、「聞く」スキルを学校や勉強で学ぶことはありません。
お友達が雪花様にご相談されるのも、雪花様がそういったいわゆる“聞き上手”になってあげられるスキルを自然と身につけていらっしゃるからかもしれません。
ですので、雪花様が「お友達の話を聞いてあげられる」ことは役に立たないどころか、お友達がおっしゃるように「とても役に立っている」と受け取っていただいてもよろしいかと思います。
その上で、もっと積極的に役に立つ方法があるかと問われれば、「質問してあげること」ではないかと思います。
相談の内容が分かりかねますので、正確にはお答えしにくい面もあるのですが、おそらくお友達は心の中に抱え込んでいるモノを言葉にして、全て自分の内側から外に出してしまいたいのではないかと思います。
「相談してスッキリした」ということがよくありますが、つまりは悩みを言葉にして全て外に出してしまうからスッキリするということだと思います。
相手から質問をされることで、その答えを考えて話しているうちに、自分では気づいていなかった側面や言葉にできていなかったことに気づくことがあります。
まずは、お友達の「心の中に溜まっているものを全て外に引き出してあげる」という意図を持って、話を受け取りながら、雪花様が疑問に感じるところや明確でないところなどについて質問をしてあげてみてはいかがでしょうか。
ご健闘をお祈りいたします。
補足
あまり質問し過ぎると「事情聴取」のようになってしまいますので、お友達の言葉を引き出してあげるキッカケとして質問をしてあげてください。
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この回答の相談
はじめまして。最近、友達からちょっと重い相談をされています。
私はあまり話が上手ではなく、友達の話をうんうんと聞いてばかりで
なにも役に立っていないな…とちょっと落ち込んでしまいます。… [続きを読む]
雪花さん (東京都/30歳/女性)
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