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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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リバランスの考え方とタイミング
鍵街の葵 様
初めまして、ライフプランの実現と資産運用をサポートするオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
国内外の株式と債券の均等配分は、過去の例ではリターン・リスクの観点から、最も基本とされるものです。この資産配分をご継続する場合には、リバランスは都度売却と購入で調整を行います。
方法は1.をお勧めします。但し、資産残高が少ない間は、リバランスで資産配分方針の状態に短期間で戻りますので2.でも宜しいかと思います。
リバランスを行うタイミングですが、1年~3年ごとに1回の見直し(現在手元のデータでは3年ごとが効率的です)、又は資産配分のバランスが5%以上偏りが出来た場合と考えています。設問の状況は各資産のバランスは5%未満ですから、慌てずとも良いように思われます。ただ、定期的に行うことを方針としているならば、リバランスをお勧めします。
3.の方法はお勧めしません。確かに安くなったものを購入すると、良い結果を生むように思えますが、明日以降の下落・上昇するアセットは予測できず、二年続きで当該資産が下落することも有ります。そして、この手法を進めますと当初の方針が崩れます。元に戻ることが有りません。
別の観点から配分を考えた場合、確定拠出年金以外の資産配分はどのようにお考えでしょうか。一度確定拠出年金を+その他の資産という全体像を把握されるようお勧めします。
その際には現預金(短期金融商品)を加えた5資産で配分をお考えください。夫々が20%で均等配分に為ります。
そして、確定拠出年金は、長期間資金が引き出せませんが、その代わり利益は非課税です。
従いまして、税の繰延べ効果も大きく、GDPの拡大に沿ったリターンが期待できる株式を対象とするインデックス・ファンドで運用し、年金以外の資産でバランスを保つこともご検討ください。
補足
本回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、
有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
投資による損益はすべてご質問者と読者ご自身に帰属いたします。
投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、
読者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
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この回答の相談
企業型の確定拠出年金でのリバランスについてお聞きします。
現在国内株式、国内債券、外国株式、外国債券の4種を25%づつ保持しており
毎月の拠出も上記4種を25%づつ割り当てております。
今… [続きを読む]
鍵街の葵さん (東京都/25歳/男性)
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