対象:新築工事・施工
関尾 英隆
工務店
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効果を取るか、手間を取るか
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DIYご苦労様です。
効果としては、スタイロフォームのように発泡系の型材の方が断熱性能が高いです。発泡系のスタイロフォームにもいろいろ種類があり、1種、2種、3種があります。3種bが断熱性能が高いです。最近ではホームセンターでもいろいろ扱っています。垂木間に断熱材を嵌めこむ作業は、かなり面倒な作業です。特に小屋裏の狭くて蒸し暑い空間では大変な重労働です。きっちり隙間無く嵌めこむことは難しいので、多少の隙間は許容して、はめ込んでから、現場発泡のウレタンフォームで隙間を充填するのが簡単で、効果があると思います。これもホームセンターで売っています。
スタイロフォームの位置については、屋根側に設置するほうが良いと思います。屋根の野路板との間に隙間を設けると、効果も下がり、結露の心配も出てきます。野路板との間で通気(熱気を抜くための隙間)が取れるのであれば、あえてここに隙間を設けることも考えられますが、DIYでは避けておいた方がよいと思います。
スタイロフォームは高価で、手間もかかるので、耳付きでビニールシートにくるまれたグラスウールを留めるのが簡単です。スタイロフォームに比べて効果は落ちますが、「無いよりはまし」と考えれば、この方法もあると思います。巾は垂木間に丁度合うものがないと思いますが、柔らかいので垂木間に押し込んで、耳をタッカーで垂木に留めて行きます。スタイロフォームと比べると格段に簡単に施工できます。
いづれにせよ、屋根からの熱気を遮断するには、50mm程度の断熱材だけでは難しいです。断熱材を施しても夏場は小屋裏は高温多湿空間になることは御承知置き下さい。
評価・お礼
弥父 さん
ご回答頂き、ありがとうございます。
スタイロフォームの種類については調べてありましたが、近くのホームセンターには1種Bしかなく、注文してまで・・とも思って、売り場にあるものにしてしまっておりました。
金額的にも決して安くない建材ですので、3種bまで求めるかと自問自答して出した結論です。
一応、屋根裏の吸排気には策を練っているので何もしない状況よりは温度・湿度の上昇を下げれるのかなと思っています。
いずれにせよ、スタイロフォームでこのまま突っ走る決心はつきました。
ありがとうございます。
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この回答の相談
現在、屋根裏収納の為の部屋をDIYしています。
屋根部分に施工する断熱材で悩んでいます。
我が家は垂木と垂木の隙間が320mmです。(高さは55mm)
ロックウールなどの断熱材で幅が合うものがあればと思い… [続きを読む]
弥父さん (埼玉県/35歳/男性)
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